『大人の教養を教えます』ー鷲田小彌太
●教養をもつための十戒ー⑨


【エコロジーは敵だ】

教養の敵は、エコロジーだ。自然との共生だ。清貧の思想だ。教養は浪費家である。エコロジーとは、共存し難い。浪費とは、無駄であり、破壊である。もちろん、エコロジーは教養の敵だが、教養は寛大だから、エコロジーが教養の一分野として棲み分けしているのを、大目に見ている。

ところが、エコロジーは不寛容であり、ヒステリーだから、浪費家の教養の存在を許さない。無駄、破壊、破廉恥、飽食・・・・・・・あらゆる罵倒で攻撃する。

 

もちろん、エコロジーは、消費の時代だから、飽食の時代だから、存在できるのである。発展途上国には、エコロジーに棲む家はない。

ただし、エコロジーっぽく生きるのは、楽しい。エネルギーも金もいるが、快適だ。都会で、精神的物質的エネルギーを浪費した明くる日、体と頭の火照りを取るのは、自然と戯れるのが、一番。

 

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