投稿写真

『大人の教養教えます』ー鷲田小彌太
●美空ひばりの気味悪さー②

✪教師の嫌なもの

✪ふつう、教師の一番嫌いなものは何か?間違いなく、自分よりもはるかに優秀な児童・生徒・学生だ。嫌いというより、気持ち悪い、という方が正確だろう。
ちょうど、大人の一流歌手たちがひばりに感じた気味悪さと、同じ性質のものだ。

うんとできる子供・学生の眼から見ると、ダメ教師、能力の低い教師は、すぐわかる。そして、一般的にいって、教師のほとんど大部分は、自分の教室に、
このできる、嫌味な子を抱えるのだ。
だから、教師の仕事は、この嫌悪感を、隠すことからはじまる。狭い教室、密室同然のところなら、内外から、この嫌悪感を隠しおおすことは可能だ。

しかし、歌の世界は、ステージ上であれ、レコードであれ、ラジオであれ、
全部開かれているのだ。パブリックである。比較すれば、どちらがうまいか、どちらが聞きよいか、すぐに判断がつくのである。

ひばりが、自分から見れば、年齢やキャリアで、教師同然の先輩歌手たちから、好ましく思われず、露骨に嫌われることさえあったのは、当然であった。

#教師 #ひばり #嫌悪感