”自民党総裁選-③!!”
自民党の総裁選で相次いだ立候補者も推薦人20人が集まらずに脱落する者がでてきた。参議院議員の”山本一太”は、8日には早くも脱落宣言した。ただの売名行為と言われても仕方はあるまい。地元の県連もいい迷惑である。そもそも、参議院議員が自民党の総裁選に立候補するということがおかしい。6年間の任期が保証されて”ぬくぬくと暮らしている”参議院議員である。いつ解散があっても不思議ではない衆議院議員とは、その切迫感・緊張感がまるで違うからである。もしどうしても総裁選に出たいのなら、衆議院議員になってからにしてほしいものである。
今回の立候補者の”抱負というか政策”を聞いていて、残念に思うことがある。たいてい国民に耳障りの良いことばかり並べ立てている。これは民主党の”小沢代表”も同じ事で、すぐまぢかに迫った衆議院議員選挙を意識した発言である。”与謝野馨”のいうように消費税を10%に上げなければ、日本のプライマリー・バランスは黒字にはなるまい。しかし、消費税を上げると言えば、選挙でまけてしまうだろう。ガソリンの値上げ、各種製品、食料品の値上げラッシュに国民は悲鳴を上げているからである。
しかし、一国の”総理・総裁”を目指す者はもっと視野を広げて国際社会の中の日本のあるべき姿という観点からの発言もほしいものである。それでなくとも、コロコロ日本の”トップ”が変わって継続性のないこと甚だしいのであるから・・・・・・。
また、経済政策においても”対処療法”的な施策はもうやめて欲しいものである。”年金制度”と”健康保険制度”の破綻は見えている。昭和40年代に”シュミレーション”していれば、”少子高齢化時代”の到来は予測できたハズである。東大出の優秀な”官僚”がたくさんいるのだから。しかし、現実はやりたい放題の野放し状態で、省益を優先する”官僚”ばかりである。行き詰まれば、消費税の値上げである。欧米に比べれば日本の消費税の水準はかなり低い、と言う。
この二つの赤字についての解決策はあるのか?①年金制度については、国の丸抱えをやめることである。40代・50代の人にとってはもう何十年も給料から天引きで年金を掛けてきたのであるから、これを廃止することはできない。しかし、40歳以下の人々には年金を廃止して、一時金を支給することにする。そして民間の生保・損保に個人年金制度を作ってもらってそれに移行すればいい。そうすればあと30年から40年で年金制度はやめることができるし、その負担も底が見えてくる。
②健康保険制度も、いまのような何時でもどこでも誰でも”医療”を受けられる制度を改める。”掛かり付け医師”の制度を作り、個人の”カルテ”を一人の医師に管理してもらう。そして必要のない医療は極力受けさせない制度にしたらいい。医療は緊急とか本当に医療の必要な人だけが受けられるようにしなければいけない。---それだけで”健康保険制度”の赤字は大幅に減らすことができるハズである。また、終末医療には一月60万円~70万円の費用が掛かるという。できるだけ自宅で終末を迎えてもらえれば、医療費の削減につながる。
安易に消費税を10%に上げて、今の制度を維持しても”タコが自分の足”を食っているようなものである。後世に”負の遺産”を残さないためにも抜本的な改革が必要な時期に来ていることを国民はもっと認識すべきである。
