”室伏-5位に!!”
北京オリンピック-陸上男ハンマー投げ決勝で”室伏広治”が80m71で5位に終わりね連覇はならなかった。今季はケガで出遅れて、82m・83m級のスローはなかったので、優勝は難しいとは思っていた。80mそこそこでは、メダルも難しいだろう。テレビの報道では、回転スピードにはこだわっていないみたいなことを言っていた。新投法はまだしっかり身に付いていなかったみたいである。
陸上競技に関しては、男子100mでジャマイカのボルト選手が9秒69の世界新で優勝した。もう40年以上、陸上競技を見続けているが、カール・ルイス以来の驚きである。昨年は10秒03の選手が9秒69で走るなどということは夢にも思わなかったことである。女子でもジャマイカの選手たちがワン・ツー・スリーで100mをフィニッシュした。アメリカ独占の時代は終わったみたいである。400mリレーも理論的にいえばジャマイカが勝つだろう。中長距離はケニア・エチオピアのアフリカ勢には勝てない。女子の走り幅跳び・三段跳び・棒高跳びはロシア勢には勝てない。
”野口みずき”が欠場した女子マラソンも土佐が途中棄権し、中村が13位と惨敗した。こんなことなら、”高橋尚子”でも出したほうがよほど良かった。これでメダルがとれそうな唯一の種目が終わって、陸上競技のメダル”ゼロ”が濃厚となった。日本人が陸上競技でメダルを獲得することの難しさが、よくわかったと思う。
女子レスリング63㎏級決勝で、”伊調馨”が金メダルを獲得した。決勝はワザでポイントが獲れずに苦しい展開となったが、”貫禄勝ち”した。姉の”千春”は銀に涙したが、”姉妹”そろっての活躍は日本中に感動を与えた。72㎏級の”浜口京子”も準決勝で敗れて、3位決定戦に廻ったが、会心の勝利で”銅メダル”を獲得した。”浜口京子”の笑顔はとっても良かった。負けてもやるだけのことはやったという充実感が漂っていた。”親子3人ともネアカ”で清々しい気持ちにさせられた。
そのほか、女子卓球団体戦、男子卓球団体戦ともに、ねばり強く頑張った。どちらも格上相手に善戦したが、あと一歩届かなかった。特に男子は準決勝のドイツ戦が惜しかった。フルセットの末敗れた。負けたとは言え、もう一歩であった。卓球競技は技術もさることながら、神経戦に勝つ”精神力”が必要なスポーツである。
水泳では、男子400mメドレー・リレーで日本新で3位に食い込んだ。第2泳者の”北島康介”の活躍はもちろんであるが、他の3人もよく頑張った。北島にすれば一人で泳いで獲得した”金メダル”とは違った”銅メダル”の味は格別のものであろう。
メダルを獲得した後の”インタビュー”を聞いていて思うことだが、うまくしやべろうとか、いっぱしのことを言おうとするのは聞いていて感心しない。やはり、正直が一番である。自分の感じたことを正直に喋れば、それだけで感動的である。それは、大人になっても、”子どもの部分”がどのくらい残っているかによる。”子どもの部分”を残している人の感性はみずみずしいものである。それが、そういうインタビューのなかに現れる。もっと無邪気にはしゃいで、日本にいるわたしたちに北京の喜びを素直に伝えて欲しいものである。
