”家の選び方”
不動産の仕事をやっていて、いろんな家を見る機会がある。どんな家がいいのか考えてみた。家というものは、”お客様の夢”の部分があるので、人により”好み”と”主観”が違うので一概にこれがいいと言い切ることは難しい。まず第一に、”洋風”か”和風”かという選択から入ることになる。一般的に若い人々は”洋風”を好む傾向にある。年輩の方達は”和風”でもいいのではあるが”奥様”は”洋風”のほうが好きみたいである。ここで注意したいのは屋根瓦である。瓦のいいのと悪いので”もち”が違うので、焼き瓦(石州・三州)をお薦めする。セメント瓦も整形でいいのだが、10年に一度くらいは塗装が必要になる。カラーベスト(プレハブ鉄骨系に多い)も同様である。躯体については、木造軸組工法(木の柱で組む)・ツーバイ・フォー工法・軽量鉄骨造・鉄筋コンクリート造 等がある。他にも色々な工法があると思うが代表的な工法のみにとどめる。日本の風土は雨の多い湿度の高いものである。よって、その点も考慮に入れなければならない。押入がカビだらけになるようでは困る。北から南まで南北に長い国土では、それぞれの気候にあった建築が要求される。個人的には木造の家の方が好きである。体がじかにあたる部分は木の”あたたかみ”と”やさしさ”が良い。頭を打ち付けたらコンクリートだったというのはケガも大きくなる。木の香り、自然さにはかなわない。しかし、雨漏り、シロアリ対策は万全を要す。陸屋根の場合、雨漏りには注意が必要である。瓦葺きの屋根も複雑に入り組むと雨漏りの原因となる。また、増築した場合、継いだ部分から雨が漏る。最近の傾向としてはLDKを東南の一番いい所に持ってきて、15~20帖くらいに広めにとる。広縁・床の間・仏間・違い棚とかを作らないケースも多い。一見無駄なスペースのように感じるが、無駄なスペースこそ家の余裕を生むということも反面事実である。設備ではアイランド型のキッチン・電化住宅・ユニット・バス・床下暖房・太陽熱発電等が最近の流行であるが、コスト・パーフォーマンスを考えないと駄目である。10万円の節約に100万円投資するのは、いかがなものか?寒冷地以外では床下暖房の必要はない。地球温暖化の影響で、冬でも暖かい日は多い。電磁波のでる調理器具も体にいいのか悪いのか、まだ結論が出ていない段階である。素人としては、”新しいもの”に飛びつく前に、もう一度よく考えて見るのも良い方法と言える。

