英語教育がオリンピックに影響?(overの感じ方) | 実践で使える英語をマスター!GLJ英語学院/ビズ英アップ!スクール

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必要な英語回路(英語脳×英語耳×英語口)を構築する方法
ビズ英アップ!スクールではビジネス英語に特化して
トーイックやビジネス英語の中で「話せる力」を
身につける手法を提供しています。

こんにちは。
山本です。


台風18号は凄かったですね。


既に過ぎ去りましたが、
弊社使用の教材製本業者さんの工場が
浸水被害にあわれました。


間接的に台風の影響を受けましたが、
次の台風も来ているので
ちょっと心配です。


さて、本日の英語回路トレーニングは


【英語教育がオリンピックに影響?(overの感じ方)】


です。


それでは、本日もいってみましょう!




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 1:本日の英語回路トレーニング
 2:編集後記

■ 本日の英語回路トレーニング━━━━━━・・・・・‥‥‥…


【英語教育がオリンピックに影響?(overの感じ方)】


本日は東京がオリンピック開催に向けて
変えるべき環境への提言からです。


いくつか提案が書かれていましたが、
その中で英語の環境にも触れられていました。


その内容からoverの感じ方に
ついて理解してください。


【Today's Sentence】

The Japanese education system emphasizes
reading and writing over English speaking skills,
and this may account for the gap.



■ステップ1:Vocabulary Building━━━━━━━━━━━━
 
このコーナーでは
厳選した英単語を理解していきます。

英単語は能動的に使える状態に
する必要があります。

★英単語を能動的に使う3つの方法★

1:英単語をそのまま英語で捉える(英英辞書など使用)
2:英単語を映像として捉える(イメージ)
3:英単語の日本語訳を使い1秒以内に英語へ変換する



【英単語を能動的に使う訓練の注意点】

*英単語を何度も繰り返し発声する。
*発声は英語のみで日本語訳は声に出さない。


【英語の発声準備9ステップ】

1:大きな口でアイウエオ3回(声に出す必要はありません)
2:えくぼを作るような口の形を作る3回
3:上前歯で下唇を軽く噛みながらフッと3回
4:舌先を大げさに上下前歯の間で出し入れする3回
5:舌先を前歯裏歯茎に付けて離す3回
6:舌先を喉元奥の方へ丸める3回
7:舌の根元を上の奥歯に付けて離す3回 
8:おへその下辺りに力を入れる(腹筋も入れる)
9:口元も舌もリラックスした状態


*一番強く発音する箇所で大きく強く、長く、
高く少し大げさに読んでみて下さい。

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The Japanese education system emphasizes
reading and writing over English speaking skills,
and this may account for the gap.
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【emphasize】
 
 意味:強調する(動詞)
 
 発音:エンファサイズ(ファは上前歯下唇へ)

 <一番強く発音する箇所:emのe>


【account】
 
 意味:原因となる(動詞)
 
 発音:ァカウント(ァは口を閉じ気味で)

 <一番強く発音する箇所:coのo(a)>


【gap】
 
 意味:ずれ(名詞)
 
 発音:ギェァップ(プは破裂するように)

 <一番強く発音する箇所:gaのa>


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以下の日本語に対応する英単語を1秒以内で答えて下さい。
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1:強調する(動詞)

2:原因となる(動詞)

3:ずれ(名詞)


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1秒以内で答えられたら次の英訳を"味わって"下さい。
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【1: emphasize】

⇒to say something in a strong way:


【2: account】

⇒to be the reason why something happens:


【3: gap】

⇒something missing that stops something else
from being good or complete:



■ ステップ2:Chunk Grammar ━━━━━━━━━━━━━

このコーナーでは極力学校英文法に頼らず
チャンクごとに英文をイメージする形で
前から捉えて行きます。

チャンクとは人間が一度に
情報処理できる単位です。

英語の場合の情報処理とはスピーキング、
リスニング、ライティング、リーディングという
4つのパートで行う情報処理です。

4つのパートをチャンクで捉え、イメージする力
が付くと飛躍的に英語力は高まります。

そこでここではチャンク分析を行います。

最初は慣れないと面倒な作業のように感じますが、
慣れるとほとんど分析せず、自然に捉えて行けます。

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The Japanese education system emphasizes
reading and writing over English speaking skills,
and this may account for the gap.
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【★chunking 1★】

=The Japanese education system emphasizes=



最初のチャンクは物語からスタート。


主人公はThe Japanese education system
でその主人公がemphasizesという


動作状態にある事を話し手は距離
を近くに感じている(現在形)。


何をemphasizesしているのか?
はこのチャンクでは出ていないが、


当然次のチャンクで登場する事は
容易に予想ができる。



【★chunking 2★】

=reading and writing over English speaking skills,=



チャンク1の
何をemphasizesしているのか?
に対する答えがここのチャンク。


それが最初に出て来る
「reading and writing」である。


つまり主人公は「読み書き」を
emphasizeしている状態。


更にover以下をペタッと
貼付けている。


overには「覆い被さっている」
というニュアンスがある。


例えばこちらの文章は、


「She put her hands over her face.」


主人公である彼女が自分の手で
自分の顔を覆いかぶせているイメージ。


このチャンクでも


「reading and writing
over English speaking skills,」


読み書きが英語のスピーキングスキル
を覆いかぶせているイメージ。


例えて言うなら、読み書きという
風呂敷で英語のスピーキングスキル
を覆いかぶせてしまっている状態。


つまりスピーキングスキルよりも
読み書きの方に重きを置いている事が
このover1つで伝わってくる。


更にoverは「覆い被さっている」
というニュアンスを発展させて、


水たまりなどを飛び越える時にも使う。



【★chunking 3★】

=and this may account for the gap.=



チャンク2で物語は完結しているが、
andを貼付けて新たな物語のスタート。


主人公は前文の内容である
thisでその主人公がmay account


という動作状態にある事を話し手は
距離を近くに感じている(現在形)。


mayという助動詞を使って
推測的な主観をaccount
という動作に込めている。


助動詞はあくまでも、
続く動詞の意味は変えずに
主観を込める役割。


mayという距離の近い感情
なのでmightを使うよりも


ある程度本人はその主観に
自信あるいは根拠があると感じる。


ただし、本当に客観的な事実として
述べるなら単純にthis accountsという
表現を使うだろう。



主人公のthisがmay account
という動作をしている状態だが、


これだけでは何やら良く分からない。


そこで目的や理由というコアを
持ちながら方向を指し示すforを
貼付けている。


その先に「the gap.」
が来ている。


このthe gapとは前文の中で
出てきている香港やソウルと比較して


東京は英語環境(レストランメニューなど)
が非常に悪いという意味である。


■ ステップ3:Chunk Translation ━━━━━━━━━━━━━

ここでは綺麗な意訳ではなく、チャンクごと
前から意味を理解していく事が目的です。

その為に解答例は少し理解しにくい
変な日本語訳になっています。

英文を返り読みをしていてはいつまでも
前から順番に捉える事が出来ません。

上のチャンク解説を参考に、チャンク単位の
訳を口頭あるいは頭の中で行って下さい。


The Japanese education system emphasizes
reading and writing over English speaking skills,
and this may account for the gap.


 <解答例>

日本の教育システムは強調しているよ、
読み書きをね、英語のスピーキングスキルよりさ。
そしてこれが多分原因だね、そのズレのさ。


■ ステップ4:Chunk Making Sentences ━━━━━━━━━

続いて瞬時に英文に変えて行くトレーニングです。

ここでは与えられた秒数以内に
答えられるようにして下さい。

時間をかけて答えると英語回路の構築はできません。

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それでは全体の文章をチャンクを組み立てる意識を
持って与えられた秒数以内に英語で答えて下さい。
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日本の教育システムは強調しているよ、
読み書きをね、英語のスピーキングスキルよりさ。
そしてこれが多分原因だね、そのズレのさ。

(25秒以内)


■ ステップ5:Pronounce ━━━━━━━━━━━━━

それでは最後の仕上げです。

ここではセンテンスの意味はかなり理解
出来ているはずですので発話実感を込めて
音読を何度も繰り返して下さい。

ただ単に機械的に音読してもそれは
作業でしかありません(時間のムダ)。

発話実感が込められていなければ
使えるセンテンスにはなりません。

チャンクで区切った箇所にあえて
wellやyou knowといった繋ぎ言葉を
挿入しますので、

その繋ぎ言葉で間を置いて、
文章を後からどんどん追加するイメージ
で最低10回ぐらいは音読して下さい。

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The Japanese education system emphasizes, you know,
reading and writing over English speaking skills,
well, and this may account for the gap.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…


今回は以上です。


overには「覆い被さっている」
という元々のコアが存在します。



そこから文脈によって色々な
解釈を取れますが、


コアを理解しておけば、
応用が効きますので覚えましょう。


本日の記事は以下よりご覧いただけます。
http://huff.to/1CQ5IHa



■ 編集後記━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…

東京オリンピックに向けて
外国人が感じる不整備な部分が
挙げられていました。


5つ程挙げられていた中で、
英語環境も挙げられていました。


外国人はまだまだ東京に来ても
英語環境の不十分さに嘆いています。


政府は教育からその根底を
変えようと色々動いていますね。


前の東京オリンピックで
第1次英語ブームが起きたようですが、


また今度のオリンピックでも
確実にその兆候が訪れるでしょう。


その時、香港などと同じように
英語が普通にスタンダードな環境で


ある事が東京でも起きて
欲しいですね。


その為に自分が出来る事・・・
それをいつも突き詰めています。


本日は以上です。


ここまでお読みいただき
ありがとうございました!


Be all you can be!
Where there is a will, there is a way!