【何これ?特殊な英語表現?】
本日は昨日の強調表現にも関連する
内容についてお伝えします。
まずいきなりですが、この文章をご覧下さい。
【What Ken is is smart.】
is isと2つ並んでいますね?
これは間違いでしょうか?
いえ、正しい文章です。
もしこの文章が混乱無く直ぐに分かる人は
この後を読む必要はないかも知れません(笑)。
昨日、いわゆる強調構文のような言い方は忘れて
そこにある言葉の感情を捉えて欲しいと
お伝えしました。
It is(was) A that(who) B.
この形ですね。
これが来たら・・・
どう感じるかもうお分かりですね?
「何か誤解をとく」あるいは
「そっちではないこっちだ!」
という全体のイメージです。
個々のパーツの感じ方は、
Itはまさしく「それ」です。
thatは「こちらです」という導く手です。
バスガイドさんの「こちらです」
という手と同じイメージです。
whoは文中に出て来たらいつでも、
「誰?それはね・・・」という
イメージです。
これはwhoに限らず、whichなら
「どれ?それはね・・・」whereなら
「どこ?それはね・・・」というイメージです。
そして通常は強調したいモノは文の最初に
持ってくるのが英語の常識ではありますが、
後ろに持って来るケースもあります。
それが冒頭にお伝えした文章ですね。
【What Ken is is smart.】
特に多いケースがwhatやwhoをbeと一緒に
使ってそれ自体丸ごと最初に持って来て、
その説明(強調)を最後に出すというパターンです。
昨日お伝えした型とは真逆のイメージですね。
What(who) B is(was) A.
という型です。
ちなみにAが強調したい言葉です。
Aには単語でなく、文章がくる事もあります。
これはもちろん最初に来るwhatやwhoは
whereでもwhichでも良いです。
いわゆる自ら疑問を投げかけて自ら答える
関係詞の文章を使います。
冒頭に出した文章で言いますと、
What B=What Ken is
A=smart
で
What Ken is is smart.
となります。
「ケンがどんな人かと言えば賢い」
という意味ですね。
このパターンも別に特別な事は無く、
昨日お伝えしたように、文頭にwhoが出て来たら、
いつでも「誰?それはね・・・」という
イメージで捉えるだけです。
これはwhoに限らず、whatなら
「何?それはね・・・」whereなら
「どこ?それはね・・・」というイメージです。
全く一緒です。
このパターンって本当に多く見かけたり
聞いたりしませんか?
有名な映画プリティーウーマンでも
出て来ます。
Edward:
What I would like is for you to get down from there.
(僕が望んでいるのは、君がそこから降りてくれることだ)
What I would like=What Bで
for you to get down from there=Aとなります。
つまりここで最も言いたいことは、
for you to get down from thereとなります。
あるいは映画ユーガッタメールでは強調したい
箇所が文章で出て来ます。
Cathleen:
What happens to me when I'm provoked
is I get tongue-tied.
(怒った時、私に何が起きるって、言葉をかむの)
ここでは最後に強調したい
I get tongue-tiedが文章として来ています。
ちょっと復習ですが、tongue-tiedって
少し前にお伝えしたなるべく短い表現で
言い表すヤツですね!(覚えていますか?)
さて、このように最後に強調したい言葉や語句、
あるいは文章を持って来るパターンは繰り返しますが、
とても多いです。
日本人、あるいは日本語の構造はどうしても
結論を最後に持って来るパターンが多いですね。
英語とは真逆の構造だから仕方ありませんが、
今回お伝えしているパターンはそういう意味では
日本語の思考構造と似ています。
ですから、使いやすいと思いますね。
例えば言いたい事が何かある時に
結論から先に言うのは大変だと思ったら、
What I wanna say is…
というように少し考える時間が出来ますね。
是非この型を積極的に使って行きましょう!!
■ 編集後記━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥…
本田の移籍にバルサが参入してきたようです!
あっ、すいません。
またサッカーです。
報道の信憑性は分かりませんが、
バルサに行ったら凄い事ですね。
しかしミランの方がレギュラーとして
試合に出られる確率は高いと思いますので、
ミランの方が良いとは思いますが・・・
んー、バルセロナの本田も見てみたいですね。
いずれにしても早く決まらないかな~。
ここまでお読みいただきありがとうございました!!
感謝!感謝!感謝!
Be all you can be!
Where there is a will, there is a way!