先週のウィークリーメガコレを見逃した方のためにとか言いながら2回に分けてお送りしている事は誰も気付いてないのでスルーしてお届けします。。。


 シモちゃんからの電話があり、とりあえず電話で内容を聞く事にしました。




「メガコレさん! 飲酒運転で捕まっちゃいました。」



どうです? 酷いでしょ? 仕事で転ばずに人生に転びました。



電話してきたのは、飲酒で夜中に捕まって拘留後昼間に釈放された夜でした。


どうやって釈放されたかって? 約3週間前に婚姻届を一緒に出した奥さんだそうです。。。(この瞬間に結婚したのを知りました。)



完全に手を着かずに顔面から転倒しています。



メガコレ:

「と、とりあえず、結婚おめでとう・・・」



 いやいや、そんなシュールな会話は彼は求めてません!


なんでも仕事帰りに営業の中でもかなり成績の良い先輩に色々とアドバイスを求めて飲みに行った帰りの出来事だった模様です。 先輩は当然代行を帰りに呼び帰宅。シモちゃんも先輩に気を使わせたくないので代行を使うと言い、その後自分は平気と慢心して車で帰ったとのこと。


しかも、検問に引っかかったのではなく交番前の道路の縁石に車を乗り上げた状態で寝ていたらしい。。。


もうぐうの音も出ないほどアウトです。


でも、こんな状況で僕に電話をしてきています。 しかもかなりのパニック状態で笑いながら話しています。


とっても痛々しいです! 何とかこの状況で言ってあげられる事を考えます。



「バカヤロウ! だから調子に乗るんじゃねぇって言っただろう!」



なんでしょう。。。誰でも言えそうな事しか出てきませんでした。


でもなんか、これは言ってあげないといけない気がしました。


そして、今の状況を理解し反省してこれからどうすればいいのか考える事が重要だから気持ちを整えるように話しました。


 でも時間を掛けずに今の段階で決断しなければならない事があります。




奥さんがいるという事




 これはつい先程知った情報です。 しかも3週間前のホヤホヤさんです。 当然奥さんもパニック&お怒りモードのはず。 あまりにも結婚後の絆が足り無すぎる。 愛想着かされても仕方ない状況です。


とりあえず、この状況で出来る事は自分の覚悟です。 それでも愛想着かされたらそれは仕方ないですが、自分の覚悟はいち早く奥さんに示すべきだと思うという事を話しましたがパニックシモちゃんには分かりません。 なので噛み砕いて話します。


「単純に奥さんはお前の調子に乗った軽率な行動に巻き込まれたんだからお前より不安だしパニックしてるはずだから、強がりでも良いから安心させてやれ! 昼も夜も働けば最悪でも生活に支障は無いんだから。」


全然足りませんが、生活の不安だけは心配要らないという数ある不安の中でも大きめな一つを解消させる事は出来るという発想・・・貧しい発想です。


でもパニックシモちゃんには効果覿面です! なにせ追い詰められてますから!


 ここまで来て考えると一流自動車メーカーの営業が飲酒運転なんて笑い話にもなりません。 当然解雇される可能性も考えなきゃいけません。 簡単に言えば社会人として積み上げてきた物を強制的にリセットされるわけです。(自業自得ですが・・・) シモちゃんの心も整うわけがありません。


 でも、シモちゃんの人間性や向上心そして可能性を知っているのでとっても歯がゆいです。 この失敗を自分の成長に繋げるのと押し潰されるのは紙一重の所にある気がしてなりません。




「まぁ、若いうちで良かったじゃんか。」



あれ? 何を話し出しているんだ俺は?



「後は会社の辞令が出てから考えな。」



うそ、そこでストップ!



「クビならウチ来いよ!」



Noooooooooooo!!!! それ言っちゃダメだよ!


色々考えてその結果シモちゃんが言ってくれば、当然それは良いけど、俺から言っちゃシモちゃんの内面の成長の邪魔しちゃうじゃんかよー。 くっそ、言い直さなきゃだ。




「やっぱ、今の無し!」




「来るなら、自分の意思で来い! 辞めさせられる前に辞めて来い!」




う~ん・・・0点が30点位になった程度な気がする。。。


次の日、シモちゃんから電話が来ます。











「お世話になります!」



そんなこんなで確変モード突入のシモちゃん。


 営業についてからというものウチに来ても営業力の上達もかなりのもので、結構な上級技も身に着けているご様子・・・


 でも、何か引っかかります。。。






こいつっ! 調子に乗ってます!!




 まぁ、成績も成績だし上司受けも確実に良さそうだしある程度の脱線が会社でも許されてる感じがプンプンします。


 当然成績の良い営業は自由にやらせた方が良いですし、いずれ調子が落ちた時に上司もたしなめ安いので自由にやらせるのも頷ける感じでもあります。


 残念ながら、本人はそこまでの事を考える環境にありません。 成功しているうちに失敗のリスクを考えられる人間は必ず失敗を経験している人間です。



そう!






まだ、失敗を知らないのです!






 当然上司も「余り調子に乗るなよ。」位のことは言ってると思いますが、本人に響くはずがありません。




だって、知らないんだものっ!!





 僕も失敗経験でいえばベテランの域にいます。 もう、失敗に関しては神の領域といって良いでしょう! なので、出来る限りの方法で「失敗に対する対処法」を教えます。


 ここで「失敗しない方法」では無い理由は簡単です。。。


 まず第一に失敗を知らないので理解が出来ないという事。 知らない事を回避するのは難しいです。 第二にそんな方法が分かっているなら僕が失敗してないはずだからです。


 では、どんな事を伝えていくかですが重要な点がいくつかあります。


① 失敗を理解する事


② 反省点を理解する事


③ 戻れない過去に執着しない事(これからの事に目を向ける)



まぁ、色々と執拗に失敗してない状況でメンドクサイおっさんを浴びせてあげました。



そして、営業になってちょうど一年位経った時にシモちゃんから電話が来ます。




シモちゃん:

「メガコレさん・・・誰に話して良いんだか分からないんですけど、ちょっと一人で考えてるとおかしくなりそうなんで聞いて貰えませんか・・・」



っという内容。。。僕は思いました!






こいつ! 転んだぞっ!!



to be continued...














わーい! みんな、ひさしぶ・・・(以下省略)





 ・・・(フェードイン) そういう経緯もあり入社となったシモちゃんでした。





 でも、先週の「ウィークリーメガコレ」を読み忘れた人のためにもう一度、シモちゃんの入社までの経緯を説明しましょう。



 最初の出会いは、皆さんご存知「下衆男」君からの紹介でした。 


下衆男君曰く、、、


「中々面白い青年がいるんだけど、会わないか?」



 当時シモちゃんは、某一流自動車メーカーの整備士をしていたのだが、なにやら鼻息がとっても荒く整備士にしておくのが勿体無いとの事。



 実際会ってみると、とっても後輩力が高く当時40歳に片足突っ込んでる僕達に対しても「程よい距離感より少し近め」の対応が出来る24歳という感じでした。

 この距離感の感覚は、会えば会うほど上手に詰めてきます。 やり過ぎてしまうと「生意気」とか「礼儀知らず」と判断される所ですが、「やり過ぎないけどちゃんとやる!」といった絶妙な感じでした。

 

 すると、出会って半年くらいの頃にシモちゃんから連絡が入ります。



「メガコレさん、ご相談があるので時間頂けませんか?」



コイツ、俺に壺売りつけようなんて良い度胸じゃねーか!


とはならず、24歳の全力の青さを叩き付けられます。。。



「メガコレさん! 僕を雇って下さい!!」



話を聞くと整備士をやってはいるが、毎年営業職への移動申請を出しているが一向に移動出来る見通しが立たないので退職してでも営業をやりたいとの事。 しかも、最初はご迷惑掛けるので半年は給料もいらないとかぬかしやがりました。



「今すぐ採用!!」



と言いたい所でしたが、はっきり言ってまだまだ青さの塊です。 蒙古斑がズボンの上からでも見えるんじゃないかと思うほどです。


なので、、、


 「会社勤めながら休みの日に好きなだけウチの会社に来なさい。 俺が辞めてこっち来いって言うまで我慢しなさい。」と言って本気度を探る事にしました。


そんな事があった約1ヶ月後にめでたく営業に転属が決まるという「なんだよそれっ!感」に見舞われたのですが、シモちゃんの才能がここで開花します。


 4月から1年間の成績で7月から急遽営業に転属したにも拘らずその年の新人記録を出しました。 しかもメーカー直属店舗の埼玉県新人記録も塗り替えたとの事。


(くっそ! バカなうちに雇っとけば良かった!!)


 その間も休みになれば予定さえなければ必ず僕の会社に来ていました。 僕の知ってる限りだと彼は1年間で15日も休んでない計算になります。。。


 随分と恐ろしい若者が現れました。。。でも、やはり若者には弱点があります。 その辺を次回にでも書こうと思います。