ROCK STEADY / THE WHISPERS
１９８７年にリリースされた
１４枚目のアルバム "JUST GETS BETTER WITH TIME" に収録されて
ウイスパーズにとって最大のヒットシングルになった "ROCK STEADY"
この音は聴いてすぐに BABYFACE & L.A. RIED がプロデュースした音
だと分かりますね。
そして
すぐに１９７９年に大ヒットした "AND THE BEAT GOES ON" を思い
浮かべた人が多かったんじゃないかと思います。
ディスコ好きな方は、すぐに分かったのかなって思います。
テキサス時代 
の寮にいた頃に、バスケット部の連中がよく "ROCK
STEADY" を唄っていたことを思い出します。
アメリカ時代 
に暖かい季節になってくると、この "ROCK STEADY"
がラジオから聴こえてくる頻度が必ず高まってきます。
Ｒ＆Ｂ界の重鎮ボーカルグループ ウイスパーズにとって BABYFACE &
L.A. REID を超黄金期を迎える寸前に起用できたことは、運が良かった
それに尽きると思います。
この後怒涛のヒットメイカーとして、超多忙になったので、奇跡のよう
なものだったと思います。
あとは
BABYFACE & L.A. REID が同じレーベルメイト SOLAR であったこと
全てのタイミングがウイスパーズにとってパーフェクトだったんだなっ
て思います。
BABYFACE & L.A. REID は見事にウイスパーズを復活させて、メイン
ストリームに戻しました。
愛嬌のあるチョビ髭の WALLACE SCOTT と WALTER SCOTT 兄弟の
ウイスパーズは、後の２００３年に "VOCAL GROUP HALL OF FAME"
に選ばれました。
■ROCK STEADY
■SPECIAL F/X
■JUST GETS BETTER WITH TIME
■IN THE MOOD
このアルバムからは４枚のシングルがリリースされ、全米２２位 の
ヒットになって、Ｒ＆Ｂチャート３位を記録し、ウイスパーズにとって
２枚目の PLATINUM １００万枚のヒットアルバムになりました。
このアルバムには BABYFACE & L.A. REID がプロデュースしたもう
１曲の傑作 "IN THE MOOD" がヒットし、これがまた深い大人の曲で
Ｒ＆Ｂチャートで１６位を記録しました。
この "ROCK STEADY" はウイスパーズの長い歴史の中で、唯一初めて
ナショナルチャートで、ベスト１０に入った曲になり、全米７位 を
記録し、Ｒ＆Ｂチャートではもちろん１位のヒットになりました。
ウイスパーズにとっては "AND THE BEAT GOIS ON" 全米１９位
以来の２枚目のＲ＆Ｂチャート１位を記録しました。
当時も多くのメディアのサウンドトラックに使われていました。
やっぱり BABYFACE & L.A. REID はいいですね～ 
彼らの黄金期に、アメリカ にいられたことは、僕にとって最高の
人生のタイミングでした。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY