I DIDN'T MEAN TO TURN YOU ON / ROBERT PALMER
BERNARD EDWARDS の偉大な仕事をもう1つ、そして ROBERT PALMER
のことを書きたいと思います。
1985年にリリースされた8枚目のアルバム "RIPTIDE" から5枚目になる
シングル "I DIDN'T MEAN TO TURN YOU ON" です。
当時このPVをVHSに録画して、ホントよく観ていました。
いつ聴いても観てもシビれます
とうとう アメリカで爆発した "ADDICTED TO LOVE" のPVが、アメリカの
MTVで超ヘビーローテーションされていたんだろうなって想像できます。
この "ADDICTED TO LOVE" のPVは "MTV VIDEO MUSIC AWARDS" の
BEST MALE VIDEO を受賞しました。
もともとファッション業界にいたディレクター TERENCE DONOVAN が起用
されましたが、バンドに同じメイクをしたファッションモデルが描写された
PVは一世を風靡し、ファッション界でも流行ったらしいです。
このPVのスタイルの続編が "I DIDN'T MEAN TO TURN YOU ON" でした。
とにかく描写がカッコいいです
ちなみにこのPVもMTVの BEST MALE VIDEO にノミネートされましたが
惜しくも連続で受賞することは出来ませんでした。
■R.I.P. ROBERT PALMER (54)
■R.I.P. BERNARD EDWARDS (43)
■DISCIPLINE OF LOVE
■RIPTIDE
■ADDICTED TO LOVE
■HYPERACTIVE
■I DIDN'T MEAN TO TURN YOU ON
このアルバムからは5枚のシングルがリリースされ、全米8位 のヒットに
なり、カナダでは2位、全英5位 を記録し、世界でヒットしました。
そして
何んと言っても ROBERT PALMER のパワーロックボーカルはアメリカで高く
評価され、1987年のグラミー賞で "ADDICTED TO LOVE" が
"BEST ROCK VOCAL PERFORMANCE MALE" を受賞することになり、続く
1989年には "SIMPLY IRRESISTIBLE" でも同賞を受賞する偉業を達成し
驚異的な成功を収めました。
BERNARD EDWARDS が ROBERT PALMER をアメリカのメインストリーム
に頂点に導きました。
■全米2位
■全英9位
僕はとにかくこの "I DIDIN'T MEAN TO TURN YOU ON" の全てが好きです。
歌詞にもシビれます。
CHERRELLE のカバーだと気づいた人はR&Bのことをよく知ってる人かな。
R&B界最強のプロデューサーの JIMMY JAM & TERRY LEWIS が書いたこの
曲を ROBERT PALMER が唄って BERNARD EDWARDS がプロデュースする
なんて、誰もが驚いたんじゃないでしょうか。
ROBERT PALMER がやりたいと言ったのか BERNARD EDWARDS がやるよう
薦めたのかは分かりませんが、オリジナルとは全く違う艶のある大人のロック
にアレンジされて、世界中でヒットしました。
CMや番組などのサウンドトラックによく使われていました。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY