READY OR NOT / AFTER 7
1989年にリリースされたデビューアルバム "AFTER 7" から、3枚目の
シングルヒットになった 深くて美しい "READY OR NOT" です。
テキサス時代の思い出のアルバムですが、愛猫のプーを連れて、引っ越した
マンハッタン時代の思い出がいっぱい詰まったアルバムです。
あの頃のR&B界では
BABYFACE & L.A. REID の超黄金期で、ヒットしていた曲があれもこれも
彼らのプロデュースによる曲で溢れかえっていました。
いつも書いていることですが、僕は本当にR&B界に素晴らしい曲が溢れて
いたいい時代にアメリカにいることが出来たなって思います。
あの頃この AFTER 7 は
地球上で最も 成功することが確実に約束されていたR&Bグループでした。
グループの3人のうち2人 KEVON EDMONDS と MELVIN EDMONDS が
BABYFACE の兄弟であったこと、そしてもう1人の KEITH MITCHELL が
L.A. REID の従兄弟だったので、当然 BABYFACE & L.A. REID の全面的
プロデュースのバックアップがあり、当時黄金期だった VIRGIN の強力な
プロモーションも約束されていました。
■R.I.P. MELVIN EDMONDS (65)
■HEAT OF THE MOMENT
■DON'T CHA' THINK
■READY OR NOT
■CAN'T STOP
■MY ONLY WOMAN
このアルバムから5枚ものシングルがリリースされ、全米35位 R&B
チャート3位のヒットになり、プラチナディスクを獲得しました。
この "READY OR NOT" と "CAN'T STOP" の2曲が、R&Bチャート1位
そしてナショナルチャートでもトップ10入りし、共にゴールドディスクを
獲得するヒットになりました。
マンハッタンのジューボックスで、このアルバムの曲をたくさんかけていた
ことを思い出します。
僕はミッドタウンのど真ん中に住んでいましたが、この "READY OR NOT"
を聴きながら、僕の部屋の窓から見えていた いつも美しいマンハッタンの
夜景を眺めていました。
グループ名の AFTER 7 にピッタリの深い夜に聴く美しい曲です。
この "READY OR NOT" は AFTER 7 にとって全米7位 のヒットになり
ADULT CONTEMPORARY チャートでも7位のヒットになりました。
BABYFACE & L.A. REID がプロデュースした無数にあるヒット曲の中でも
素晴らしい代表作の1曲です。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY