第188回の読書会を開催しました。
こんにちは、小笠原純子です。
さて、1月の読書会は昨年1年間を振り返ってのマイベスト本(1冊)をご紹介いただくというのが恒例となっております。
このマイベスト本のご紹介企画、毎年、私はとても楽しみにしている企画なのです。
読書好きの皆さんが、それぞれ悩みながら選び抜いた一冊。「そうきましたか!」ですとか「その本、まだ読んでいませんがたいへん気になっています!」など、胸躍らせながら皆さんの紹介を聞いているのがとても楽しいです。(紹介されたマイベスト本もリーラボいわてのブログでご紹介します)
さて、まずは康人さんの前説で、2つほどトピックスをあげさせていただきました。
その① 2月17日(土)に『リーラボいわて@東京』がリアル開催で開催予定です。こちらは、齋藤 保 さんのご企画になります。東京近郊の方、是非ふるってご参加ください!
その② リーラボメンバーで2023/11/13に『離職率ゼロ!部下が辞めない1on1ミーティング!』を出版された竹野 潤 さんのご著書が重版となったとのこと。おめでとうございます!自治体や民間企業から研修の依頼もきているとのこと。これからのご活躍も楽しみですね。
それでは今回の読書会で印象に残ったこと、2つご紹介します。
まずは1つ目。今月のリーラボで私がご紹介した本は『春に散る (上・下) 沢木耕太郎』です。沢木耕太郎の大ファンである私としては、読みながら常に頭にあるものとしては「沢木耕太郎かっこいいー、かっこよすぎる(文章の運びが)」というもの。この物語、展開の仕方が何か激しい事件が起こって、ですとか、そういったことはなく、主人公が「ふと、そんな気がする、そっちに行ってみよう」というところをずっと辿っていくような展開で、そこがすごく良かったです。「そんな気がする」というようなことって、すごく見過ごしがちです。普段生活していて「あちゃー」というようなことが起こった時、結果論かもしれないけれど「一瞬よぎったんだよね」ということってよくあります。だから、主人公が「そんなような気がする」というようなことを拾い続けて進んでいくその姿勢が本当にかっこいいと思いました。
そしてこの本を読み終えた私には1つ悩みがあると打ち明けました。「この本の映画化されたものを見たらいいものか、見ない方がいいものか」ということ。皆さんにご相談したら「気になってるなら見た方がいいのでは」とご助言をいただき、私の悩みがあっさり解決。参加者の皆さん、ありがとうございました!
2つ目です。
マイベスト本のご紹介企画も毎年私が楽しみにしていることの一つなのですが、もう一つ毎年楽しみにしているのが、リーラボメンバーYさんの『本屋大賞予想』ノミネート作品を全て読破し、大賞予想を立てていらっしゃいます。予想をはじめてなんと今年で10年目とのこと。そのYさん。なんと今月は、ノミネート作品予想をされていらっしゃいました!進化しているYさん!驚きを隠しきれない私です。
そして、2月1日に今年の本屋大賞のノミネート作品が発表になっていましたね。今回のリーラボでYさんがエントリー予想していた2冊は、ずばりエントリー。すごいです。また、大賞の結果発表の前にYさんからお話をお聞きしたいと思っています。楽しみです!
https://www.hontai.or.jp/
さて、次回開催のお知らせです。
次回の2月開催は偶数月ですのでリアル開催となります。
久しぶりの店舗での開催です。
日時:2024年2月18日(日曜日)10時~12時
場所:ナガハマコーヒー 盛岡駅西口店
※今月は主催者の都合により、最終週ではございませんのでご注意ください。
皆様にお会いできますことを心から楽しみにしています。
それではまず、皆さまの2023年ベスト本からご紹介です。
2023年のベスト本は以上です。
続いて、ページを改めまして、2024年1月に紹介いただいた本をご紹介します。