エピローグ | 妄想劇場

妄想劇場

現実逃避の日々

海の中。
幻光虫が集まって、形を作っていく。
幻光虫が消えると、そこにティーダが現れた。
ティーダは思いっきり伸びをすると水面に向かって泳いだ。
ぷはっと息をして、顔にかかった水を拭う。
見回すと、見覚えのある景色。
ビサイド村。
ティーダは指笛を吹いた。
音がこだまする。
ティーダは嬉しくなって岸へ泳ぎだした。
真っ白な砂浜をなつかしそうに歩いていると、後ろから機械音がした。
振り返るティーダ。
見ると、飛空挺が向かってきている。
ティーダはあの時を思い出して微笑む。
飛空挺はだんだん低くなり、ティーダに近づいてきた。
ティーダは慌てて受身をとる。
岸に横付けされた飛空挺の入り口が開いた。
ゆっくり開くドアからユウナが待ちきれずに走ってきた。
まだ、開ききっていないのに、ユウナは飛び降りて走った。
そして、そのまま両手を広げてティーダに抱きついた。
ティーダもユウナを抱きとめた。
しっかりお互いの存在を確かめるように抱きしめる二人。
ユウナ  「本物?」
ティーダ  「・・・・たぶん。」
苦笑するティーダ。
ティーダはユウナを離して自分を見せた。
ティーダ  「どうッスか?」
ユウナ  「うん。」
これ以上ないくらい幸せそうに笑うユウナ。
ユウナ  「おかえり。」
そんなユウナを見て、自分の存在を実感するティーダ。
ティーダ  「ただいま。」
声が震えている。
ティーダ  「・・・・ただいま。」
もう一度言って、しっかりユウナを抱きしめた。
ユウナもティーダを抱きしめた。
ユウナ  「おかえりなさい。」

二人が抱き合ってる中、飛空挺からリュックとパインが嬉しそうに見ていた。
ワッカ  「こら!どっかほかでやれ!」
ワッカの声がして、二人はそっちを見た。
すると、ビサイドのみんなが集まっていた。
ワッカ  「よっ!」
手を挙げて歓迎するワッカ。
ティーダ  「邪魔するなっつーーの!」
ティーダは笑顔で言った。
そして、ユウナの手をとり、ワッカたちの元へ走った。
走りながらユウナを見て、ティーダが言った。
ティーダ  「つーかさ、変わったよな。」
ユウナ  「そりゃあいろいろありましたから。」
前を見て答えるユウナ。
ティーダ  「聞きたい!」
ユウナはティーダを見た。
ユウナ  「うん!」



きっかけは、キミが映ったスフィア------------------------