平成22年 海事代理士試験筆記試験の合格者が発表されました。
全国で195名の方が合格されました。誠におめでとうございます。
口述試験を受験される方は、引き続き最終合格を目指して頑張ってください。
昨年に比べますと、合格者は31名増加とこれまでと比べても大幅な増加となっています。
また、申込者数も480名(昨年415名)、実際の受験者数も344名(同319名)と、
こちらも大幅に増えていることが分かります。
原因としては、今年から社会保険労務士の受験資格に「海事代理士試験合格者」などが追加
されたことや、昨今の不況や就職難から、資格取得を目指す方々が増えていることなども、
受験者増加の一因と考えられます。
こうした中で、筆記試験合格率は56.7%(昨年51.4%)と5ポイントほど上がりました。
さらに、受験生の平均正答率も62.35%(昨年60.77%)に上昇するなど、
一部の試験科目において、従来出題されていないような問題が出題された一方で、
その他の科目では、過去問とほぼ同じような問題が数多く出題されたこともあり、
得点源にできた方も多かったのではないでしょうか。
海事代理士試験は、全体の数%の方しか解答できない問題にチャレンジするよりも、
多くの方が確実に答えられる問題をいかに落とさないかが、合否の分かれ目と言っても
過言ではありません。
そのためには、過去問を繰り返し解くことが、解答のテクニックや条文の知識を深めることに
繋がります。新しい傾向の問題に惑わされず、基本を疎かにしないことが合格の最短ルートです。
これまで学習してきたことに自信を持って、口述試験に臨んでいただきたいと思います。
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口述試験対策も、引き続きReaLにお任せください!
海事代理士試験は、空欄補充や語群選択など、一見すると簡単に思える出題形式を
採用していますが、実際には条文自体を正確に暗記していなければ解答できないものであり、
全18科目というボリュームとも相まって、実質的な難易度は決して低いものではありません。
これからチャレンジをされる方は、こうした面も十分に理解した上で、早めに学習のスタートを
切ることが必要です。当センターでは、これまでの実績を踏まえ、さらに講義内容・教材を
充実させて参ります。
最後になりますが・・・
残念ながら、不合格となってしまった皆様におかれましては、気持ちをリフレッシュし
来年の受験に向けて、着実に基礎力を高めていくことが肝要です。
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