最近、いい本を読みました。
図書館に行くとなんかふと目についた本で、反射的に借りちゃったものです。
これです↓
横石知二著「そうだ、葉っぱを売ろう!」
ソフトバンククリエイティブ刊です。
徳島県の過疎の山村がですね、「葉っぱビジネス」ってやつで見事に再生したお話(もちろん実話)でございます。
高い料亭とかお寿司屋さんに行くと、皿の隅に紅葉の葉っぱとは南天の小枝とか乗っかってますが、そういう飾りの植物(つまものというそうです)を売ることで限界集落ギリギリだった寒村が億単位のお金を稼ぐようななったんだとか。
この話は、お金を稼ぐ極意が詰まっているとおもいます。
前にもいつか書いたけど、お金を稼ぐという行為は、
自分の持っている何か(What)を、どうにかして(How)お金に変換すること
ですよね。
つまり、WhatとHowの両方が揃ってないといけないわけです。
で、多くの人は自分が何を持っているかというWhatにばかり注目しがちです。
実際、資格大好き、肩書大好きな人、多いですよね。
でも、「持っているもの」を充実させるだけでは不十分で、それを「どうやって」お金に変換するかを考えないと、片手落ちです。
上で紹介した本の著者、横石さんは、
「どうやって」
から考えたんですね。
そうすると、たどり着いた応えは超シンプルでした。
それは「ニーズがあるものを市場に出すと売れる」という、ごく当たり前のこと。
で、「じゃあいま、自分たちの村でニーズがあるものってなんだ?」って考えたら、「そうだ、葉っぱだ」となったわけです。
その後、すべての考え方は「どうやって」から入ります。
「どうやってニーズに応えるか? そうだ、葉っぱの大きさをそろえよう」とか「見栄えのいいものを選別しよう」みたいな感じで。
これ、たぶんビジネスの基本ですよね。
「どうやって?」を先に考え、その後「何を?」を考える。きっとその方がうまくいくんだと思います。
ぼくも以前は、いろんなセミナーに行って、いろんな技法とか資格を漁るように学んでましたが、いくら技法を身につけても稼げないので、やめました。
どうやって?っていう視点がまるきりなかったんですね。
これ、サラリーマンだろうが公務員だろうが自営業だろうが、
「お金が欲しい」
って思っているすべての人が覚えとかないといけない話だと思います。
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