「薬膳料理」
初めて聞いた時、どう思いましたか?
どんなものをイメージしましたか?
「苦くてまずそう」
「何でわざわざ料理に薬を入れてしまうかな…」
「食べることはないね」
共感された方いるかしら…?
これ私が初めて「薬膳」という言葉を聞いた時に感じたことです。
今でこそ有名人が薬膳の資格を取得したり、お店で薬膳カレーというメニューがあったりと、
「薬膳」は耳にしない言葉ではありませんが、私が初めて聞いたのは多分大学の頃。
2000年前後?(年齢計算しないでね(笑))
中村学園大学の三成教授の研究テーマに「薬膳」という言葉があり、
プロフィールにも上海中医薬大学で学ばれたことが書かれてあったので、
より一層遠いものに感じました。
チンジャオロースみたいな中華料理に生薬が入ったようなものをイメージしていたような…
それからしばらく「薬膳」という言葉を耳にすることは無く、冒頭のイメージがひっくり返る機会も無いままでした。
なので20代の私の食の知識は、栄養学一択。
委託給食会社に就職し、病院や老人ホームで献立を立てていました。
献立のカロリーなど色々な栄養価が栄養摂取基準に近づけた献立が良しとされ、
その食事を毎日食べていたことで安心もしていました。
でもハードワークが続くと、吹き出物が出来たり、身体は冷えたり、
精神的に疲れると暴食あるいは食欲不振に…
食が原因とも、食で解決しようとも全く思いませんでした。
ただただ環境のせいにするばかり。
入院患者さんの血液検査の値が改善したり、
病院食で野菜の摂る量や、摂り方が分かりました!と言われたり、
食べものの身体への影響の大きさは感じていたのですが、
今の自分に必要なものを考えることもなく、
ただ栄養価の基準を満たす食事で満足していました。
そんな私が、栄養学の限界を感じた出来事があるのですが、
長くなってきたので、続きは次回に!
上海の食堂での一枚。右が生薬入りスープ。
こういうスープばかりが、
薬膳ではないのです♪
栄養学を否定するわけではありません。
ただ栄養学も薬膳もどちらも学んだことで、本当に食が楽しくなりました!!
私のようにネーミングだけで薬膳をシャットアウトされないように、
私が薬膳と仲良くなるいきさつを綴ってみたいと思いますので、お付き合いくださると嬉しいです♪
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