「建物状況調査」って? | 不動産女子のひとりごと

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こんにちは!不動産女子です。

 

昨日のブログで、「建物状況調査済」と書きましたが

聞いたことはあるけど、実際何なの?という方多いんじゃないかと思います。

 

「建物状況調査済」は、宅建業法における「既存住宅状況調査方法基準」に適合する調査です。

 

目視・計測を中心とした調査方法により、劣化事象等の状況を把握するもので、一時的なインスペクションです。

→人間に例えて簡単に言うと、「血圧・血液検査のような定期健診」のイメージ。

 

 

先日、この建物状況調査の検査立会いに行ってきました!

 

 

一級建築士の先生が、来訪し外周からスタート。

外壁に亀裂・破損が無いか、雨漏りの形跡がないか、バルコニーの防水層の劣化状況を確認。

 

 

その後、室内でレーザーを使って傾きや、室内の雨漏り跡やひび割れを確認。床下、浴室、2階の点検口から雨水の流入した形跡や基礎や土台を確認されていました。

この間約1時間ちょっと。経過年数が増えるほど時間がかかるとか。

 

 

この他にオプションで「管路調査」という、給水・給湯・排水管に水漏れやつまり、逆流、あふれが無いか確認してもらいました。

 

 

 

↓約10日後には、25頁に渡る詳細な報告書が送られてきます。

 

 

今回は問題無しとの結果。安心して募集ができます!

買主さんが決まったら、契約時に説明をし添付します。

 

 

「建物状況調査済」を行うことにより、現況を把握したうえで取引ができるので

引渡し後のトラブルの抑止や点検を受けたことで、状況からメンテナンスの時期なども検討しやすくなります。

 

また、不具合が無いなど一定の条件を満たすことで「住宅瑕疵保険」に加入し瑕疵保証を受けることもできます。

 

中古住宅の購入を考えられている方は、検討してみるのも良いかもしれません。

 

 

今回弊社で募集をしている、この物件は「建物状況調査済」且つ「瑕疵保険2年」売主負担で付保していますよ。是非この付近でお探しの方、是非ご検討ください♪