学習塾のためのインターネットマーケティング
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■学習塾のHPに必要なたった1つの要素

完成図ができ、理想のホームページにするために作る要素も決まった。

こうなったら、あとはひたすらページを作っていくだけです。

毎日1ページずつ、頑張って作っていきましょう。

あなたの経験と想いがたくさん詰まった、立派なホームページになるはずです。


しかし、これだけ多くの学習塾が存在しているにも関わらず、実は全学習塾が作らなければならないページが存在します。


それが…

特定商取引法に関する表記

です。

これを掲載していない塾がかなり存在しています。



現在、学習塾は、特定継続的役務提供を行う業種に指定されており、クーリングオフ制度などの説明を契約前後にわたり書面(概要書面)でお知らせする必要があります。

つまり、新規入会を申し出た方に、契約前にきちんと書面で通知を行っていない場合、ホームページ上で特商法に関する表記を掲載しておかなければならないのです。

入会時に契約書で通知するだけでは、ダメなんですよ?


これが、開業前というか、塾生を募集する前に必要な最後のお仕事です。


特商法に関する表記については、こちらのページを参考にしてください。
※特定商取引法ガイドが開きます。
■問い合わせを得るための3つの要素

どんな設計図を描いたとしても、この3つの要素は外せませんからね。


問い合わせがたくさん来るホームページがゴールになるのはOKですが、今日はもう1歩突っ込んで考えてみましょう。

どういう問い合わせが欲しいですか?



例えば、

料金を教えて欲しい
資料が欲しい


というようなものなのか…

もしくは、

無料体験を申し込みたい
詳しい話を聞きに行きたい


というようなものなのか…


今、問い合わせの種類を2つのグループに分けて記載しましたが、この2つグループを比較した場合、入会につながる可能性が高いのは前者と後者のどちらでしょう?

後者ですよね。


学習塾のホームページの中で頻繁に使われる便利な言葉があります。

料金表や授業日程などが全くかかれていなくて、

詳細は、お問い合わせください。

という表記だけがされていたりします。



おいおい…と。

こちとら、問い合わせるのが面倒だから、まずは調べとるんじゃ。



自分が調べる側になった場合、おそらくこう思うはずです。

しかし、自分が調べられる側になると…問い合わせが欲しいがために、この便利な言葉に逃げてしまうわけです。

問い合わせが欲しいのなら、どういう問い合わせが欲しいのか…まで考えましょう。

授業料はいくらですか?
授業回数は週何日ですか?
どういう指導形態ですか?

など、このような質問に対する回答は、ホームページ内で済ませておきましょう。


そうすれば、先にあげたように、「無料体験の申し込み」につながる問い合わせが来ます。

なぜなら、そのような基本的な質問にホームページ内で回答したことで、安心感を与えることができるからです。


ということで、まとめです。

問い合わせを得るために必要な3つの要素は、

指導形態
料金表
授業回数

です。ここは質問されることのないように、しっかりと書いておきましょう。
■この2つにこだわると危険

完成図があれば、ゴールが明確になる。

さらに、今の自分に足りないものが明確になる、

今までしてきた話は、これだけです。


足りないものが明確になったので、さっそく行動を開始しましょう。

しかし、ここで注意して欲しいことがあります。


私は、開業して間もない頃、経費を抑えることを最優先に考えていました。

だから、できる限り、手作り・自前で何でも行うようにしていたのです。

ホームページの作成、チラシの作成、保護者対応、授業などなど。

まぁ、個人(私1人)で開業したので、当然といえば当然ですが…。


おかげで、知識とテクニックは手に入りました。

が、安定経営化するまでに想定の1.5倍の時間がかかってしまいました。

ですので、開業1年目は、資金繰りに相当苦労しましたよ(笑)


何が問題だったのか…と考えたときに、ある2つのことに気づきました。

自前無料


ここに意識を持っていかれると、本当に危険です。

タダより高いものはない…。

私は、これを体験しました。
■完成図の次に必要なもの

問い合わせがひっきりなしに来るホームページにしたい。

ある塾長が、こういう完成図をもっていたとしましょう。

この次に行うのは、こういうホームページを作り上げるために、何が必要か洗い出すことです。


新規開業なら、自分の経歴を紹介するページとか、指導理念のページとか、授業形態のページとかですね。

とにかくこういうページを作った方がいいだろうというものを、たくさん書き出してみましょう。



完成図の次に必要なのは、

理想のホームページを作るための設計図

です。


そして、材料も集めなければなりません。



お問い合わせがひっきりなしに来るためには、何が必要でしょう。

どういう材料を組み合わせれば、理想のホームページができるでしょうか?


材料(ページの内容)をたくさん書き出してみてくださいね。
■完成図が必要な理由

昨日の記事では、

何のためのホームページかを考えろ
どういう状態にしたいのかイメージしろ

という話をしました。


では、なぜ完成図が必要なのでしょう?

答えは簡単ですね。


完成図があれば、現状との対比が容易にできるようになります。

今の自分がどういう状態で、理想の状態になるまでに何が必要か見えてきます。


実際、経営はゴールに向かって進んでいくものです。

しかし、考える(妄想)段階では、ゴールから戻って考えていても問題ないですよね。


ゴールが明確になれば、自ずと何が必要か見えてきます。

そして、それを1つずつクリアしていけばいいのです。