閲覧ありがとうございます、
自然なくらし研究所の湯木です。
本日は、電磁波を減らすためのお話、前回からの続きです。
ヒトの使用する化学物質過多は、
生物すべて、ひいては自然環境にも毒となり、
同様に、電磁波による影響についても、
多すぎて害を成すことについて、
暮らしていく上では、よく考えないとなりません。
太陽光や放射線、マイクロ波、電波など、
電磁波そのものが生物学的に影響するという点はもちろん、
それらを人間が利用するために破壊する
自然環境の問題にも目を向ける必要があると思うのです。
例えば太陽光発電では、
山を削ってソーラーパネル群を建設し、寿命が来た場合の大量廃棄問題、
それらがリサイクルされるとしても、途上国にごみの処分を押し付けているだけでしかなく、
違法投棄されても埋め立てるにしても、自然環境が破壊されます。
携帯基地局や原発を増やしたり稼働させたりしても、同様の問題が起こるわけです。
それらは作るのにも大量のエネルギーを消費し、自然環境は破壊されます。
携帯電話・スマートフォンも、電子レンジやIHなど家電も、大量に作られ廃棄されることで、
最初から最後まで悪い影響を与えます。
使用の最中には、血流や脳神経が電磁波の影響を受け続けますから、
有害さの総量がどれほどでしょう?
その点、ヨーロッパでは、
予防的に電磁波を低い値に規制し、
成長途上で脳への影響が大きいであろう子供達を守るルールも設けています。
日本が国家として参考にしてくれたらと期待をすると同時に、
私達個々人が意識して、持続可能な社会のために取捨選択していくことこそが、大切です。
私達の暮らしには、ヒトによって生み出された、
化学物質と電磁波が溢れていますから、
それらについて学び、影響をメリットとデメリットの両面から考えて、
自然な暮らしを目指し、減らしていく工夫が必要なのです。