家について
ReaKに乗ってくるのかと思ったら
R327の旦那さんが出てきて
あがってやって と。
俺は席を外す、と。
そのまま静かに
R327の部屋まで
涙をこらえながら階段を上った。
いつもの場所
いつもの位置に
R327は座っていた。
そしてミミが居た。
R327の顔を見た瞬間
泣きついて
抱きついて
必死で
今日の
彼女と旦那さんの話と
以前の彼の同級生の死を伝えた。
だから
だから
だからだからだからだから
お願いだから
一人で悩まないで。
助けて、の一言で
あたしは何時でも何処にでも駆けつけるから
い な く な ら な い で
あたしの前から消えていかないで
必死で
嗚咽をこらえながら
頼んだ。
R327は一緒に泣いてくれて
ひとりでいなくならないこと
どんな状況でも、なにがあっても、助けて、と連絡をくれること
それを
お互い
約束しあってきました。
それは彼女と、彼女の旦那さんとも約束したこと。
誓ったこと。
あたしが自分で決めたこと。
R327の話は
とても重く
僕にはなんていっていいのかわからなかったけど
あたしは キミになにをされてもいいんだよ。
キミになら、裏切られたって離れてやらない覚悟を持っている。
なにがあっても
キミのそばに居るから
なにがあっても
僕の傍に居てね
世界中がキミの敵に回ったって
僕だけはキミの味方で居るから
全世界が、キミ自身がキミを否定しようとも
僕は全身全霊でキミを肯定するから
言葉に出したのは初めてだったかもしれない。
だから安心して
いつでも頼って。
いなくならないで
キミがいなくなったら僕は生きてはいけない。
二つの約束を、3人(プラスミミ)にしてきました。
抱き合い泣き続ける二人の
涙を舐めてくれたミミにも感謝。
愛してる。
みんな愛してる。
大切な人が
増えれば増えるほど
消 え て し ま っ た ら
その分。
同じ思いをその人たちにさせると思ったら
自ら命を絶つことの
本当の意味を知った。
そして遅くなってたまちゃんを迎えにいって
彼にも話した。
彼は優しく聞いてくれた。
泣きじゃくるあたしの頭を撫でてくれて
僕になき場所をくれた。
そして優しい言葉を
僕に届けてくれた。
そのまま遊んで
家に行って
寝ないで
たまちゃんの約束の時間が近づいた。
寝かせなかったのはあたし。
でも結局寝てしまって、迷惑をかけたのもあたし。
わがままで
自己中で
大切だと思った人を
また困らせて怒らせてしまった。
後悔と自責の念で
つぶれそうだった。
救いだったのは
そのまま心療内科に行く予定だったこと。
病院に着いた瞬間
彼女から電話が入った。
病院のあと、買い物に行く約束をしていたんだ。
あたしのわがままで寝ないで
あたしの自己中で寝てしまって
遅刻して
遅刻させてしまって
そのせいで
病院にも遅れて
そのせいで
彼女との約束も果たせなかった。
う し な う と 思った
ごめんね
しか
言えなかった。
病院でしこたま泣いて、
薬を変えてもらって
家に帰った