今日はデビュー作にしてNew York Times Best Seller ナンバー1にもなったミステリー作品のレビューです。

The Silent Patient
Alex Michaelides著



この小説は、夫の殺人を機に無言症になってしまったアリシアと、その治療を担当する主人公セオのセラピーを中心に描かれるミステリー。


著者のAlex Michaelidesはもともと脚本家ということもあり、本書のストーリーは映画化を意識した構成になっていたように思います。


また彼のバックグラウンドがキプロスということもあって、ギリシャ神話をベースにしているところも見どころです。


物語の中盤まで沈黙を貫いていたアリシアがついに口を開いたとき、読む人をドキドキさせる急展開が訪れます。

「アレ?もしかして...」と気づいた瞬間からドキドキが止まらず、あたかも読み手が犯罪者になったかのような緊張感を与えます。

精神科病棟の描写がリアルなので、暴力や血が苦手な人には少々キツい部分があります。


全体として一節が2~8ページほどと短く、かつpage turnerといえるおもしろさだったので、読書の苦手な人にもオススメしたい作品です。




オススメ度★★★★★
英語難易度★★☆☆☆