Life on Our Planet
David Attenborough著
こちらは本の評価サイト「Goodreads」
の昨年のChoice awards において Science & technology部門でぶっちぎりの1位を獲得した作品です。
読者レビューも4.54 out of 5とかなり高い数値を叩き出しています。
著者は94歳でBBCのレポーターのDavid Attenborough。
この本では過去・未来の環境問題と、私たちが今取り組まなくてはならない課題について語られています。
著者は、今を生きる私たちはチェルノブイリ原発事故の起こる前のPripyatの街の人々と同じだと言います。
原発事故はほんの短期間で街を廃墟にしてしまいましたが、
同じように私達の地球は長い年月をかけた環境汚染により、人が住居不可能な世界に向かいつつあると警鐘しています。
そういう意味では私達は事故以前の未来を疑わず幸せに生きていたPripyatの住民と同じである、
という一文にハッとさせられました。
この本の見どころは、絶望だけではなく、希望を与えてくれるところ。
私が特に期待したいと思ったのが、
新しい農業の発展です。
増えすぎた世界の人口を食べさせていくためには
森林を伐採し農耕地・牧場を増やすことが避けられませんが、
その問題の改善策として、面積を大幅に減らせて肥料や農薬もカットできる
Vertical farming
平地ではなく垂直に野菜を育てる方法。
資源ではなく知恵を使って食糧問題に取り組む人が増えているという事実に希望を感じます。
この本は個人や民間レベルというよりも政府や国家間の協力などの大きな規模での話だったので、読了後は個人としての無力さを感じました。
とはいえ、身近ではファストファッション界をサポートしないことや、牛肉を始めとする肉類の消費を減らすことはできるので取り組もうと思います!
この本の英語は全体的に自然科学や歴史用語が多く、baitball, silvopasture など普段目にしない単語がたくさん出てくるので難易度は星4.5にしました。
オススメ度★★★★☆
英語難易度★★★★☆(4.5)


