こんにちは。
京都の朗読家 馬場精子です。
ブログにお越しくださいましてありがとうございます。
16日は「五山送り火」へまいりました。
お盆にお迎えしたお精霊さんをお送りする夜。
夜の外出なので、今はなかなか難しいと思っていましたが、地下鉄を使えば意外に短時間で往復できることがわかり、出かけることにしました。
「大文字」と「妙法」の両方を拝見できるという出雲路橋へ。
点火の10分ほど前に到着しました。
橋の上にも、川の土手にも、たくさんの方が座って待っておられます。
私は土手へ。
午後8時。
大文字に少しずつ火が入り、山に「大」の文字が浮かび上がっていきます。
もっと大変な人混みを想像していました。
確かにたくさんの方がおられ、時折、子どもさんの賑やかな声も聞こえてくるのですが、皆さん整然と座り、静かに写真に収めたり、手を合わせたりしておられました。
やがて「妙法」も。
五山送り火の起源については、平安時代初期、鎌倉時代末期、室町時代など、それぞれの山にさまざまな伝承があり、はっきりしたことはわかっていないそうです。
歴史史料に現れるのは15世紀以降で、現在の「五山送り火」の形が成立したのは、おそらく江戸時代中期頃と考えられているとのこと。
長い年月、地域の方々によって守られ、受け継がれてきた送り火。
毎年変わらず灯るように見えるその火も、多くの方々の手によって受け継がれてきたものなのですね。
実際にその場で拝見していると、華やかな行事を「見た」というよりも、心がすっと整っていくような、静かな気持ちになりました。
五山送り火について
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