こんにちは。京都の朗読家 馬場精子です。ブログにお越しくださいましてありがとうございます。
昨日は、大阪・日本橋の国立文楽劇場へ。
新作文楽『まちの灯』の初日に伺いました。
チャールズ・チャップリン:原作『街の灯』より
大野裕之:脚本・演出
豊竹若太夫:補綴
鶴澤友之助:作曲
桐竹勘十郎:人形
望月太明藏:作詞
チャップリンの名画『街の灯』が、文楽としてどのように立ち上がるのか。
とても楽しみに出かけました。
会場では、思わず会場の皆さんと一緒に笑ってしまう場面もありました。
文楽の人形だからこそ生まれる可笑しみ。
けれど、その奥には、胸を締めつけられるような切なさがありました。
与次郎が、お花のために、滑稽なほど一生懸命になっていく姿。
その不器用さが、だんだん愛おしくなっていきます。
特に最後の場面では、無償の愛が深く伝わってきて、胸がいっぱいになりました。
笑っていたはずなのに、気づけば涙がこぼれていました。
三味線もとても魅力的でした。
そして、桐竹勘十郎さんが遣われるお人形を拝見できたことも、私にとって大きな喜びでした。
大詰では、豊竹若太夫さんの語り、三味線、そして人形。
この三者の「間」が本当に素晴らしく、与次郎の心の内が、静かに、しかし深く表現されているように感じました。
「チャップリン」というかしら。
そして「与次郎」という日本人名。
西洋の名作をただ文楽に移し替えるのではなく、文楽の作品として息づいている。
そのことに、深く感動しました。
そして、なんと、チャップリンのご子息、ユージーン・チャップリンさんもご来場されており、私の前の席にいらっしゃいました。同じ空間でこの作品を拝見できたことも、忘れがたい思い出となりました。
今朝のNHKニュースでも取り上げられていて、この作品への注目の高さをあらためて感じました。
そして、昨日はもうひとつ、ありがたいことがありました。
柴犬のコロちゃんと、猫のレオを見てもらえることになり、安心して大阪まで出かけることができました。
コロちゃん
レオ
お留守番ありがとう![]()
🐕コロちゃん17歳5カ月💓
🐈レオちゃん15歳3カ月
舞台に出かけるということは、ただチケットを持って劇場へ行くことだけではなく、家のこと、体調のこと、いろいろなことが整って、ようやく叶うのだと感じます。
心に残る一日となりました。
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