こんにちは。
京都の朗読家 馬場精子です。ブログにお越しくださいましてありがとうございます。
快晴です。東京に向かっております。
本日、「東京朗読フェスティバル」では、第3部に特別出演します。最後はパッチワーク朗読として、皆さんとご一緒に声を合わせる場面もございます。
私は、宮沢賢治作『銀河鉄道の夜』を朗読します。もちろん時間的に全て読むのは難しいので、抜粋です。
カムパネルラとジョバンニが乗っていた汽車に乗り込んできた青年と2人の子どもたちが、やがて汽車を降ります。カムパネルラとジョバンニだけが車内に残りました。
ジョバンニの台詞…
「…僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない」
あのシーンです。
私は中でも
カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんていました
このフレーズが心に沁み、さまざまな思いでいっぱいになります。この部分を読みたいために『銀河鉄道の夜』を選んだといっても過言ではない…そんなふうに思います。
明日、上野恩賜公園内の水上音楽堂です📖•*¨*•.¸¸♬よろしくお願い致します•*¨*•.¸¸♬
馬場精子の朗読CD
『KO・TO・BA vol.1 〜宮沢賢治をよむ〜』
「やまなし」「注文の多い料理店」「よだかの星」
『KO・TO・BA vol.2〜セロ弾きのゴーシュ〜』