京都の朗読家 馬場精子です
ギターのレッスンを受けていると、以前にも書いたことがありますが、演奏と朗読は共通する部分がたくさんあるとつくづく思います。
いま、京都は雨が降り出しました。
「雨が降ってきたので、傘をさそう」
これを声に出して言ってみてください。
例えば「雨が」の「あ」は、「傘を」の「か」はどのように声を出しますか?その出し方によって、伝わり方が違います。単に「あ」と声を出せばいいのではありません。
その事を生徒さんたちにも、お伝えしています。
残念なことに、テレビやラジオなどでお聞きする朗読でも、そこに無頓着なことが、たいへん多く見受けられます。ハッキリ発音すれば良いと思っていることが多い。もちろん、聞こえないのは論外ですが。
そんな細かなことをと思われるかもしれません。でも、だからこそ、表現の世界は深く、楽しいのです。
私の好きなアーティスト中村正義の本
↓↓クリックいただけますと嬉しいです