こんにちは
本が好きな子に育てたい!
と読書教育を実践中の二児の母、
すーせんせいです
絵本を読んであげたいけど、
たくさんありすぎて
どの絵本がいいかわからない!😓
そんな悩みに
特別支援学校の教員としての
経験を活かし、
教育と発達の視点から
オススメ絵本や読書習慣の作り方、
発達の話などを紹介しています📖
また
幼児教育や特別支援教育、
学校教育などの
授業で使える本を探せるように
こんな
発達段階の子にぴったりの本!
こんな
学習をするのにも使える本!
と
対象の子どもや本の特徴を交えながら本の紹介をしています。
1ぴきだけちがう本
『むれ』
ひろた あきら 作
角川書店
今日紹介するのは
あり🐜が
「むれ」
という
タイトルを形作っている
インパクトのある表紙😳
の絵本です📖
虫が苦手な方は
ちょっとびっくり💦ですね😊
裏表紙は
大量のあり🐜🐜🐜が描かれていて
さらにびっくりです笑
この本は
吉本興業の芸人さんが書いて
数々の絵本大賞を受賞した
ことでも有名な絵本です📖✨
この本は簡単に言ってしまえば
「間違いさがし」
のような内容の本です。
羊の群れ🐏
オバケの群れ👻
涙の群れ💧
うんちの群れ💩…
でも
その群れの中に
1つだけまわりと違う子
がいるのです👀
遊び感覚で
その
「1つだけまわりと違う子」を
「どれかなー?😊」
「あ、あったー❗️
」
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/637.png)
と探して楽しめる絵本📖です![スター](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/661.png)
![スター](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/661.png)
…が。
この本は
遊んで楽しい
だけの本ではない😳
のです📖
この本の中では、
1ぴきだけ違う子を探す時に👀
「間違いさがしをしよう」
とか
「仲間はずれはどれ?」
というように
「間違いさがし」
「仲間はずれ」
という言葉では
表現していません😌
たくさんの群れの中で
1ぴきだけ違う🐜
でも
1ぴきだけ違うことは
「間違い」ではない。
「仲間はずれ」でもない。
そんな意味が
込められているような気がしました😌
そして
その想いは
最後のページへと
繋がっていく📖
のかな
と感じました。
最後に1ぴきだけ
違う方へ向かったあり🐜が
見つけたものとは…?
ネタバレは
おもしろくないので、
最後の結末は
ぜひ実際に手に取って
見てみてくださいね😊
ただ遊びだけでは終わらない
その中に
深いメッセージが
込められている
と感じた絵本です📖✨
SDGsや多様性がテーマの授業
道徳の授業などで
導入に使ってみたら面白い
かなぁと思いました😊
本の特徴
歌・遊び絵本
SDGs
道徳など
本の特徴の詳しい解説はこちら↓
対象:同じ、違うの見分けがつく子
人種、思想、習慣など人間社会の中のあらゆ
る違いに気がつき始めた子など
御一読いただきありがとうございました🍀