久しく目にしていなかった夏目漱石を読もうと思い立ち少々長編であるこの作品を選んだ。
最近は色んな作家をランダムに選び、そして手に取った作品との出会いを楽しむ方向へ自身が向かっていたのだが、やはり幼少の頃から文豪と崇められている作家はすごいと改めて考える。
友情や恋愛、病や自害、そして貧富差のみならず一般的に富める部類に入る生活も、昔はもっと豊かな状況であればそれは凋落となり心には深い傷や警戒をもたらすのだと同意せざるを得ない。
物語は鎌倉で会った先生、作品の中で目上の者に対する敬いをこめた言い方として先生と呼んでいるとの事だった。
それから程なく厚意にして頂き、先生の生活は特に仕事もせず奥様と暮らし、時々雑司が谷の墓参りに行くというルーティンであった。
自分の父親の腎臓病による帰省をきっかけに父への思い遣りや相続について特徴的に薦めた。
これらは後に先生が手紙で語る過去一切に関わる事で、自分が財産家から食うに困らない程度への立場への変貌からきた警戒だったと知る事となる。
倫理に対する葛藤や精神をどうあるべきか導いているのだと考えるにいたった。
こゝろ (角川文庫)/角川書店

¥350
Amazon.co.jp
最近は色んな作家をランダムに選び、そして手に取った作品との出会いを楽しむ方向へ自身が向かっていたのだが、やはり幼少の頃から文豪と崇められている作家はすごいと改めて考える。
友情や恋愛、病や自害、そして貧富差のみならず一般的に富める部類に入る生活も、昔はもっと豊かな状況であればそれは凋落となり心には深い傷や警戒をもたらすのだと同意せざるを得ない。
物語は鎌倉で会った先生、作品の中で目上の者に対する敬いをこめた言い方として先生と呼んでいるとの事だった。
それから程なく厚意にして頂き、先生の生活は特に仕事もせず奥様と暮らし、時々雑司が谷の墓参りに行くというルーティンであった。
自分の父親の腎臓病による帰省をきっかけに父への思い遣りや相続について特徴的に薦めた。
これらは後に先生が手紙で語る過去一切に関わる事で、自分が財産家から食うに困らない程度への立場への変貌からきた警戒だったと知る事となる。
倫理に対する葛藤や精神をどうあるべきか導いているのだと考えるにいたった。
こゝろ (角川文庫)/角川書店

¥350
Amazon.co.jp