ビジネス書や各種論書等を読書の類とせず、これまで殆ど経験の無い文学書や小説を読む事を「読書」と定義づけ、読書初心者として備忘録の意味を含め、このブログを書くに至った。


まず、どうしても読みたいと懇願していた本を率先して読んだ。
『サラバ!』西加奈子 著
いわずと知れた第152回直木賞受賞作品であり、長編小説は読みきるのに勇気がいる。

率直な感想としては、主人公の半生を周りの空気を敏感に感じ、常にリスクヘッジをし、大乱に巻き込まれない保守的な行動や心情が非常に豊かに描かれている。

この本を読んだ方々はどう感じたか。大義としては家族のあり方、絆の結び方などであろう。

私は圷家の方々の強烈過ぎる個性によって右往左往する情景変化が、非常に心を揺さぶった。
そして、全員が最終的に得る事となる「信じるもの」がとても羨ましかった。
決して思想信条ではなく、自分がもっとも大切にする何かを、自分の心幹として、より強く純粋で、さらに他を認める事ができる人間になりたい、そうあるべきだと強く感じた。

読書初心者としてとても読みやすい書であった。

サラバ! 上/小学館

¥1,728
Amazon.co.jp

サラバ! 下/小学館

¥1,728
Amazon.co.jp