若い若いときに、ちらっと読んでいた「BANANA FISH」
当時の私は、なんでこの良さががわからなかったんだろう・・
たぶん、途中で読むのをやめていて、最後どうなったかなどがわからない・・

 

そんなときに、友人が全巻買ったというので、しっかり貸してもらって、家事も手がつかなくなるくらいにハマりました。

 

今の私をわしづかみにした


吉田秋生「BANANA FISH」

当時は黄色いイメージしかなかったので、黒いBANANA FISHにびっくり。文庫版でした。

今だから、もう大人だから、アッシュと英二のことがなんとなくわかるのだろうか・・

本当はとても若いアッシュの世界が、切なくて切なくて・・
何度もウルウルしながら、魅入ってました。

 

最後、こんな風だったんだ

もう、なんか読み終わると脱力感と喪失感で、はーー・・という感じ。
さみしすぎる・・
 
見返そうと思い、表紙をふと見ると、え!この写真って、もしかしてアッシュがいた町?!
 
を思わせる写真が各巻にありました。
 
 
素敵だ・・でもアッシュがいたような町としてはキレイすぎるのかな。
もしかしたら、英二が撮った写真なのかな・・
と、想像。
 
もう、何度も見返してしまいました。

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ANOTER STORY も必見です。

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昨年末にはアニメもやっていたのに、テレビがあまり好きでない私は、見ていなかったのが悔しい・・

 
DVDあるのかな?と探してみたらありました!
2019年2月に発売予定ということ。
また、アマゾンと楽天では予約特典が違うようでした。

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見たい!!買ってしまおうか、どっちの特典がいいのか、ちょっと悩んでみます。


 

窪美澄さんファンの私。
この「黒い結婚、白い結婚」に作品があるということで読んでみました。


中島京子、窪美澄、木原音瀬、深沢潮、成田名璃子、瀧羽麻子、森美樹「黒い結婚、白い結婚」

 

結婚して22年目の私。
 

結婚とは・・とあまり考えたことがなかったですが

 

「こんな結婚もあるのかもしれないんだ」と、ぞーっとした黒い結婚の章

 

「素敵ないい結婚だったのね」と、ほっとあったまる白い結婚の章で分かれています。

 

まず黒い結婚のほうから詠んだのですが、ぞぞぞ・・・なる話ばかり。

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窪美澄さんの「水際の金魚」も結婚したという事実、お金持ちで地位のある夫、昔貢いでいた男などなど、黒い話で結構なパンチ力があったのですが、なんといっても怖かったのが

 

深沢潮さんの「かっぱーん」というお話。

洗脳?海外?だまされる?!でもそんなSNS商法がありそうだ・・と、ぞぞぞ・・としました。

 

ほかの作品も、お腹に「ずどん」と、突き刺さるような黒い話で、インパクトある結婚がずらり。


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そして「白い結婚」

 

あーー、結婚、よかった。

 

安心したお話たち。

 

とくに、森美樹さん「ダーリンは女装家」は自分が若かりし頃にビジュアルバンドにはまっていたので、そんな王子様な話がある?!とうらやましく思ったほど。

 

また、じーーーんと熱くなったのは、成田名璃子さんの「いつか、二人で」

 

そういうことだったのね。

わたしも、ゆっくりと、そんなお互い思いながら歳を重ねたいと思ったお話でした。

 

7作品、どれも、面白く読んだのですが、今回とくに、深沢潮さんが印象に残りました。

今まで読んだことがなかったので、一度読んでみたいと思います。

 

こうした、いろいろな作家さんが集まった作品は、こうして今まで読んだことのない方に出会えるのも良いですね(^^)

仕事で一緒だった方に、マンガ好きだと明かしたところ、おすすめのマンガがあると聞いたのが

鎌谷悠希「しまなみ誰そ彼」

 

最初、読み始めた頃、こんなに深い話になると思わず読んでいたので、だんだんと深くなっていく話にはまっていってしまいました。

同性愛や、女装、善意、そして誰かさん。

たすく君や談話室のみなさん。
どうやって書いたらいいのか、うまく伝えるのが難しい感じなので、ぜひ読んでみてほしいです。

すごく心に残るお話でした。