こんにちは。
今日からは私が提供している
《ノートを使って自分の声を聴くセッション》
で、実際にどんなことを行っているのかを紹介していきますね。
今日はシリーズ①です。
* * *
あなたはご自分の気持ちを、感じていますか?
「そんなの、感じているに決まってるじゃん
」
「改めてそう言われると、どうだろう
」
いろんな声が返ってくると思います。
うれしいときに「うれしい」と感じている(ことを自覚する)。
たのしいときに「たのしい」と感じている(ことを自覚する)。
これらの自覚は、やっていることが多いと思います。
「うれしいね」「たのしいね」と一緒にいる人に伝えたり、
あるいは一人、胸の内でつぶやいたりとか。
でもね、
悲しいときに「今、わたし、悲しい気持ちだ」と自覚する
怒りを感じたときに「今、わたし、怒ってる」と自覚する
傷ついたときに「今、わたし、傷ついてる」と自覚する
↑これらを、私たちはしているだろうか。
その場は、起こっている外側のできごとへの対処もありますから、
あとで落ち着いて、一人になってからでいいんです。
「あのとき、悲しかったなあ」
「あのとき、腹が立ったなあ」
「あのとき、傷ついたなあ」
そんな風に、感じている気持ちを自分自身が認めて、
しっかりその気持ちを感じる。
「悲しい」とか「腹が立った」というようなハッキリとした言葉にならない
気持ちだったらそのまま
「モヤモヤするなあ」とか「違和感があるなあ」「なんか気持ち悪いなあ」とかで
もちろんOKです。
こうやって書くと当たり前みたいですよね。
でも、意外とやっていなかったりする。
だって、悲しいこと、腹が立ったこと、傷付いたことは
感じたくないし、早く忘れたいし、
切り替えた方がラクだから。
でも。
感じないようにフタをしても、忘れても、
切り替えて、たのしい気持ちになったとしても。
元の「悲しい(腹が立った、傷ついた)気持ち」は
なくなってはいない
んです。
感じないように、見ないように、聞かないように。
ギュッと押し込めただけで、
消えてはいない。
なんなら、これまでそうして押し込めてきた気持ちは蓄積されている。
ちょっと、怖くないですか?
大掃除のときに
「溜めずにマメに掃除しておけば良かった
」って思うみたいに
(他には夏休みの宿題とか、難しめの仕事とかも!)
蓄積してモンスターみたいになる前に、
しっかり対処しておいた方がいいかもって思いませんか?
ごめんなさい、脅しっぽくなってしまったかもしれませんね。
でも、家の汚れやホコリと一緒で、溜める前に対処すれば
全然怖くないんですよ。
対処ってどうするか。
それは「感じ切る」ということ。
「悲しかった」って思うと、
私たちには大抵、自動的に思考、理性が出てきて
「まぁでも、相手の気持ちも分からなくもないし?」
とか
「考えても仕方ないから、さっさと忘れて寝よう」
とか
「こんなことでいちいち動揺していたら仕事にならない(家庭が回らない)。
そもそも別に悲しいってほどでもないじゃない」
とかとかとか。
人によってパターンはいろいろながら、
思考・理性は「いちいち感じなくてよし」判定を出しがち。
なぜなら。
感じることって、男性性・女性性で言えば女性性の役割。
今の社会は、どちらかといえば男性がメインを張って、
思考を使って、効率、生産性重視で
デザインしてくれたもの。
その恩恵が、この便利なインフラが整った社会。ありがたや❤️
でも、その男性性主体の社会のデザインからすると、
〈感じること〉って効率も生産性もよくない。コスパが悪い。
なぜって、
感じるためには立ち止まらないといけないから。
今の世の中で、
社会的になること=男性性を立てること。
だから大抵、学校でも会社でも、
「思考せよ、立ち止まるな、行動せよ(効率よくスピーディーに!)」
って教えられる。
思考を使って、効率、生産性、時短を第一に。
寄り道、道草は嫌われる。
でもね、実際には男性の中にも女性の中にも
〈男性性〉も〈女性性〉もどちらもあって、
どちらかだけではうまくいかないんですよね。
どちらの要素もないと子どもはできないという仕組みは本当に
よくできている・・・。
女性性のしごとである〈感じること〉を置いてけぼりにすると、
自分の心が今、何を感じているか分からなくなる。
自分の内面と外面の乖離が少しずつ大きくなっていく。
これって、多かれ少なかれ、大多数の人に起こっていることだと思う。
それでも生きてはいけちゃうけど、
何か生きづらさを感じているならば。
内と外に乖離を感じるならば。
あるいは自分が何を感じているか分からなかったらば。
まずは自分が何を感じているかをしっかり掴んで、
内側とつながってみませんか😌
特に女性は、女性性をないことにしていると
つらくなってしまう人が多いといろんなシーンで実感しています。
まずは、忙しい日々の中で気持ちが揺れたとき。
一旦立ち止まって。あるいは、後から振り返ってでもいいから、
「私、こういう気持ちを感じている(感じた)なあ」
って自覚してみてくださいね。
それを褒めも責めもせず、
ただただ、フラットに、眺めて認めてみてください。
やってみると、どんな心地がしましたか?
ぜひ、ノートや手帳に書き留めておいて、会ったときに教えてくださいね。
今日はここまでにしますね。
読んでくださってありがとうございます![]()
旅の途中で鹿児島に寄ってくれた友人(左)と私![]()
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