10冊目『マーク式総合問題集 国語 2015』(河合出版) | 思想水脈~本を読む~

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死ぬまでに1万冊の書評をめざす。たぶん、無理。

マーク式総合問題集 国語 2015 (河合塾シリーズ)/河合出版
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こういうのを読書冊数としてカウントしていいものかどうか迷うが、まあ参考書も問題集も本といえば本だ。
河合のやつをやり終えた。昨年の2015年のは河合にしては設問や選択肢の精度が悪く、良問とはいいがたいものも多かったが、今回はかなりまともである。ひねくれた選択肢もないし、まっとうな設問が用意されている。難点をいえば、いくらなんでも簡単すぎやしないかという問題が特に小説で多く見受けられるところか。
とはいえ、全体的に見ていい問題集なので、センター試験を控えている塾の高校三年生にも取り組ませたい。

あと、古文で一問だけ。専門の域まで勉強していないと答えられない設問があったが、こういう難問を受験生に問うのはいただけない。