『寄生獣』映画とアニメを対比してみる。 | michiのCOLORS.映画アニメ小説感想、エッセイ、イラストなどを載せています。

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日常の悲喜こもごもと、ひとりごと。好きな映画、マンガ、本の感想を書き連ねていきます。
いきなりオリジナルの小説を、投稿したりもします。
一人ご飯の写真や、気に入ったレシピも、載せてます。
最近、イラストを載せ始めました。



ネタバレに注意。
これらは、あくまで個人的感想で、価値観を押し付けるものではありません。
それでもOKな方は、どうぞ~。













『寄生獣』はアニメから入りました。
原作漫画は連載完結当時から、大分立つため、アニメのキャラクターデザインも変わり、現代の環境に合わせて、スマホ、パソコンが当たり前に使われています。
ファッションも、カジュアルめですが、かなり今風ですね。
漫画が描かれていた時代と、絵のタッチが、私自身の、今の感覚に合わないので、アニメ制作スタッフの、大胆な決断が良かったです。
アニメから入った感覚を大事にしたいので、当分、原作を読むつもりはありません。




まずアニメの方から。
ミギー、予想以上に可愛いです。
声優さんが女性で、可愛らしい声だからなのですが、無感動に淡々と、理路整然と話す演技が、すごいです。
主人公泉新一との生活に慣れてくると、その冷静沈着な調子を、少しボケて、おとしてくれるサービスがあったりして、自分としては嬉しいです。
好奇心が過ぎると、新一に冷水で洗われる
お仕置きを受けます。
一瞬ですが、新一から分離して、4本足バージョンの犬のような姿になるミギーも、可愛かったです。
人間の価値観とは違い、倫理道徳観念はありません。
本能と生存欲求で生きているミギーですが、新一と一緒にいるにつれて、言動が変化し、人間というより、新一に理解的になっていきます。
まだアニメは途中ですが、口では冷たいことを言いつつ、結局は新一の命を護ってくれているミギーは、すごくいい奴に、いじらしく、見えてきます。




最初に出会ったミギーは、アニメが先なので、私の理想のミギーは、ずっと平野綾さんですね。




やはり、見所はアクションシーン‼︎
パラサイト怖い!早い!強い!グロい‼︎
最初、主人公新一は、何の変哲もない、むしろ身体能力が低い、頼りない高校生ですから、ミギーが引っ張ってく感じですね。
正義感は強くても、すごく臆病です。
ミギーがいてくれるからって、怪物が襲ってくる日常が当たり前になったら、パニックだよね。
精神的にも知能的にも、ごく普通の少年であることは、これからの展開で、伸び代が長いということです。
私はこれ位の初期設定が、大好きです。
最初から主人公強いと、楽しみなくなっちゃうからね。




ある事件を境に、別人のように強くなる新一。
生命的に進化し、強くなることは、人間でなくなることなのか。
反比例するように、人間的な言葉を使うミギーが印象的です。
一番好きな大きなアクションシーンは、パラサイト島田秀雄との戦いの回ですね。
殺戮の場と化す学校。
ヒロインを助けるために駆けつけ、教室から脱出するシーンも、お気に入りです。
カッコイイ!
たくましく強く成長した新一と、超人的な身体能力、跳躍力。
ひとっ飛びに、教室からグラウンドを越える動きって、気持ちいい。
アニメならではの、自然にみせる描写。
決着をつけるため、屋上に現れた島田を、300メートル先から、狙い撃ちます。
その直前に、新一はパラサイト島田のことを、人間として責任を取ろう、俺たちで始末をつけよう、と決意を語るのですが、それに胸を打たれます。
このシーンについて、映画でならではの違いがあります。
後々、書きますね。




ミギーはともかく、物語が進むにつれて、新一がいかに孤独な存在か、分かります。
ミギーに寄生されて、もう肉体的に普通の人間じゃない。
しかし、完全なパラサイトではないから、他のパラサイトに襲われる、戦わねばならない危険の中にいる。
正体がばれてしまったら、実験体され、人間社会で抹殺されてしまうかもしれない。
誰にも秘密にしなければならないし、理解できないんです。
例外の理解者もいますが、孤独感がひしひしと伝わってきます。




最終回に向けて、どんどん話が進んでいきます。
新たな敵、壮絶なパラサイトとの戦い。
知能が高く、的確な判断ができる、窮地に追い詰められる、新一の背中を押してくれるミギーは、頼れる相棒です。
アニメ『寄生獣 セイの格率』の魅力について、語り尽くせないのですが、長くなってきたので、ここで二つに、前後編に割ります。




映画については、後編で。