ぼっけえ、きょうてえ | ワナビーの書庫

ぼっけえ、きょうてえ

ぼっけえ、きょうてえ/岩井 志麻子
¥480
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 タイトルは、岡山の方言で、「とても、怖い」という意味らしいです。このタイトルに加えて、ホラー小説大賞受賞作とくれば、すごい恐怖感を期待してしまうじゃないですか。でも、さほど怖くないです。主人公の独り語りで紡がれる文章は、不気味な雰囲気を醸し出してはいるが、怖くはない。期待しすぎたぶん拍子抜けだったという印象でした。
 表題の他にも、三編の短編小説があるのですが、どれも不気味な話です。正直、最初の「ぼっけえ、きょうてえ」を読んだ時点で、残りは読まないで置こうとすら思ったのです。でも、読んで良かった。「密告箱」はとても面白かった。是非読んで欲しいので内容は伏せておきます。
 個人的な評価は
   1,密告箱
   2,あまぞわい
   3,ぼっけえ、きょうてえ
   4,依って件の如し
「依って件の如し」は途中まで凄く良かったのですが、オチがいまいちで……