この本を読んで感じたこと、僕は甘ちゃんだなということでした。僕が、二十歳の時どんなことをしてたかと言えば、これといった目標もなく、就職する会社も決まり、ただ何となく学校に通っていました。正直、この読書会に参加している人の中で一番努力していなかったと思います。
何回も似たようなことを書くのですが、私はなぜか、良い成績や評価、山村は頑張っているなどと言われることがよくあります。裏を返せば、期待を込めて褒めてくれているのだと思います。その期待に答えることが大事だと自分に言い聞かせるのですが、やはり夢中になれませんでした。いつも物事を一歩引いたところから自分を見ているような感覚を常に持っていました。なぜなのか。そう問い続けたときに、自分のやりたいことがあるのに、失敗することを恐れて、別の逃げ道を探し出して行動していたのだと、最近は思うようになりました。
僕は、これまでやりたいことを必死に抑えこんで過ごしてきました。兄と弟は高校を中退しており、世間一般では、いわれる落ちこぼれといわれる部類です(僕ははそうは思いませんが)。そんな中、僕はちょこっといい学校に入っていて、そこでいい成績を残して、地元の大企業に就職して。。。という人生と辿っていました。これが自分の運命だと言い聞かせて。本当は、自分で道を開いて行く勇気がなかったのを、兄や弟、そして親の期待のせいにして。確かに、母は兄の教育に失敗したのは自分のせいだと自分を責め、精神がとても不安定になっている時期がありました。ちょうど僕が二十歳くらいの時です。僕には大きな会社に入って安定した普通の人生を送ってほしいといった願いというか、期待がひしひしと伝わってきていました。そんなある日、学校に通わなくなり遊び呆けている弟に対して、母が「私を殺して」と泣きながら弟に訴えたことがありました。それを聞いた私は、ますます母の理想に乗った人生を歩むことが、母に対する親孝行だと自分に言い聞かせました。しかし、僕の中にある違和感はいつまでたっても消えることはありませんでした。
それから3年ほど経った頃、母の精神状態も安定してきていました。精神安定剤といった薬も飲まずに済んでいたと思います。私は、そのタイミングを見計らい、自分には今の会社を辞めて挑戦したいことがあると親に伝えました。人生初の試みでした。とはいっても、親へ相談なしに会社に辞表を出し、東京の会社に就職しますという事後報告でした。もう、何を言っても遅いという状況を作り出したのです。その時の母親の顔は今でも忘れられません。最終的に、私が選んだ道であれば応援すると言ってもらえました。そして、私の東京での暮らしが始まることになります。23歳の話です。
東京では、寮付きの今までとは180度違う仕事ということで働こうと思い、偶然参加した就職フェアに参加していた東京で飲食業を行っている会社を選びました。とにかく東京に行こう。東京に行けば道が開かれる!その一心でした。なんとなく選んだ会社でしたが、そこで出会った人達はとても人間味のある、心のあたたかい人たちばかりでした。しかし、どうしても仕事に夢中になることができませんでした。働いていてもなにかが物足りないのです。まわりの人に恵まれているのに贅沢な話ですよね。そして、上京して1年が経とうとしているある日、「会社を踏み台にする生き方」(吉越浩一郎 著)という本を読みました。その中で、海外で働いてタフな心を作り上げるということについて書かれていました。「失敗を恐れて行動できないでいる僕に足りないのはこれだ!これに挑戦しよう」と思うようになりました。そして、今年の2月に、飲食の仕事を辞め英語の勉強を始めましたが、勉強に身が入りません。自己啓発本などを読んでもこれと行った効果をあげられませんでした。自分で選らんだ道なのに、なにかと言い訳をみつけて、また自分を甘やかしていました。
そんなときに出会ったのが、メディウィルでした。HPを読んだり、インターン生の声を読んでいくと、とても引きつけられたのです。そして、アルバイトとしてメディウィルで働くことになったのですが。。。
そこで待っていたのは、偶然にもアメリカから来たクリスと英語を話すことができる福岡さんでした。僕は英語を練習する絶好の機会だと思っていたのですが、英語を話すどころか簡単な単語すら思い出せませんでした。中学レベルの単語ですら。衝撃でした。確かに学生時代、そこまで英語を勉強していませんでした。テスト前に暗記するだけ、単位を取るための全く意味のないような勉強でしたが、まさかここまでできないとは思いませんでした。
HPの制作・運営という未知なる世界に足を踏み入れ、仕事で成果もあげれないのに英語を勉強するなどできない。仕事を行う以上、やはり仕事を優先しなければならない、そう思いました。ただ、以前働いていた会社で時間や自分の心に余裕が持てたのは入社して3年目の頃でした。その経験を踏まえると、今この会社を続けるということは、英語の勉強を二の次するということです。今やりたいことが、英語を身につけ海外に行くことであるのに、です。メディウィルでは僕にそれを気づかせてくれました。やりたいことをする勇気がない僕は、また言い訳を探して行動していたのです。また、同じ過ちを繰り返そうとしていました。それに気づいたので、私は試用期間終了後、採用を辞退させていただくことにしました。
今回の件に関しましては、城間さんやメディウィルの皆さん、福岡さんやクリスには、本当にご迷惑をお掛けしました。今回の件は、城間さんのせいではなく、僕自身の甘さにあることを、この場をお借りして、改めてお詫び申し上げます。この度は、誠に申し訳ございませんでした。
今、変われなければ、いや、今変わらなければ僕はそれまでの人間です。自分で出した答えである以上、これからはこの自分が選んだ道を突き進んでいきます。これからも、いろいろ悩むと思います。そうした場合に相談に乗っていただけたらとても嬉しいです。また、このような出会いを大切に一日一日を過ごしていきたいと思っています。どうか、よろしくお願いします。
本の感想ではないことを長々とすみませんでした。こんなに書くつもりはなかったのですが、書き出すと止まらなくなっていました。この本を読んでもう一度自分を見つめなおすことができました。この本を紹介して下さった内海さんに感謝しています。本当にありがとうございます。
読書会で皆さんと意見を交わせることを楽しみにしています。
それでは、読書会にて。