今日でこのブログを始めてちょうど一周年ですニコニコ

最近は仕事の忙しさにかまけて全然更新していませんが・・・。

会社が去年の今頃転換期を迎えて6月くらいまで死ぬほど忙しかったのですが、2年目の今年も相変わらず忙しくしています。

2年目だから少しは落ち着くかなぁと思っていたけど甘かったショック!

そんな中ふと思ったのが、去年の私ってよく忙しい中ブログを立ち上げて更新していたなぁということです。

自分で自分に感心しきり(笑

気分転換を図るためにもまた少しずつがんばって更新しようと思います。

本 『世界記憶コンクール』 三木笙子著

 

2010/01/23(土) 読了




【あらすじ】

ある日萬朝報に載った『記憶に自信ある者求む』という求人広告。

昔から見たものを瞬時に覚えてしまう力に長けた博一は、義父の勧めもあってその募集に応じ、見事採用となった。

高い日給を受け取りながら、大学教授から記憶力の訓練を受けていた博一だが、あるときを境に急に教授と連絡が取れなくなり不安を覚える。

そこで友人である高広に相談を持ちかけたところ、『赤髪連盟』に酷似したこの出来事に、礼が興味を示し―(表題作)。

心優しき雑誌記者と美貌の天才絵師。

ふたりの青年の出会いをはじめ、明治の世に生きる若者の姿を、人情味豊かに描いた四編を収録した短編集。好評“帝都探偵絵図”シリーズ第二弾。

 

 

【感想】

「世界記憶コンクール」

「氷のような女」

「黄金の日々」

「生人形の涙」

 

の4編収録。


  

今回は礼さんの出番が少なかったのがちょっと残念。

スピンオフ的な話が多く、シリーズ2作目にしてはちょっと早いかな、という印象です。

古典中の古典とはいえ、ドイルの「赤髪連盟」のネタばらしをしてしまうのもいかがなものかと。

でも、温かい人情味溢れる世界観は好きです。

ラストの礼さんと高広の出会いエピも微笑ましかったです。

本 『リライブ』 小路幸也著

 

2010/01/19 23:50 読了

 

 

 

【あらすじ】

生きることは、選ぶこと。選ぶことは、悔やむこと?

命の灯火が消える瞬間、“バク”が囁きかける。

運命の恋人を失った夜。いまの仕事を選んだあの日―頭に浮かぶ、人生の分岐点。

そこからもう一度、やり直させてあげましょう。ただし、ひとつだけ条件がありますが―。

かれらが何を選んだのか?あなたの予感は、覆される。

 

 

【感想】

もし私がもうすぐ臨終の時を迎えるとして、バクが現れて「もう一度人生をやり直させてあげましょう」と囁いても、

「いえ。結構です。このまま逝かせてください」と即答するでしょう。

後悔が全くないわけではないのですが、分岐点を一つだけ選ぶのも難しいですし、結局私が生きるわけですから大して結果に変化があるとも思えません。

人生は一発勝負でないと、とも思いますし。

私の周りの人たちに同じような質問をしても不思議とみんな「もう一回人生やり直すなて真っ平!」と言います。

中には「死んだらもう当分生まれ変わりたくない」と言う人も・・・。

みんな相当消耗してますね(笑

実際はそんなものだと思いますが、そんな身も蓋もないこと言ってたら小説になりません。

作中の人物たちはそれぞれの分岐点に戻りもう一度人生をやり直します。

心が温まる話、あっと驚く話、ほろりとする話、いろいろですが、やっぱり小路さんの作品に出てくる人はみんな優しいです。

本 『京都紅葉寺の殺人』 柏木圭一郎著

 

2010/01/16(土) 15:30 読了

 

 

 

【あらすじ】

高層ビル群やテーマパークの建設計画を打ち立てた「京都再生会議」。

その座長塩崎が、謎のメモを残し殺害される。
警察は計画に真っ向から反対する東山安寧寺の僧光雲に疑いを向けるが――。

紅葉の撮影で京都を訪れたカメラマン星井裕は、元妻で刑事の美雪、科捜研の蘭と共に事件の真相を探る。

 

 

【感想】

星井裕シリーズ第6作目。

新キャラの科捜研の蘭さんが登場しました。

科学捜査が持ち込まれることにより更にミステリーっぽくなりました。

蘭さんのキャラがまだ立ってないので、これからの活躍に期待です。

 

ラストの星井さんと美雪さんの別れのシーンで星井さんが「次は○○の頃に京都に来るよ」と言うのが次回作の予告のようになってきました。

今回は「次は梅の咲く頃に来るよ」と言っていましたので、そろそろ新刊が出るかなぁと期待しています。

本 『京都祇園舞妓追想の殺人』 柏木圭一郎著

 

2010/01/16(土) 11:00 読了

 

 

 

【あらすじ】

京料理チェーン「京しらたけ」の社長である白竹義男の妻・智子が、京都市内・円山公園で他殺死体となって発見された。
現場近くでは、犯行時刻前後に祇園のお茶屋「大供」の舞妓・香つ雪の姿が目撃されていた。
白竹は香つ雪を水揚げすることになっているという。

さらに白竹家と縁の深い探偵・南出浩二が事務所で殺害される。
カメラマンの星井裕は、元妻で京都府警刑事の安西美雪と調査を進めるうち、一連の事件と十五年前に金沢の主計町で起こった時効直前の殺人事件が繋がっていることに気づく。
京都の魅力を満載した「名探偵・星井裕」の事件簿シリーズ第五弾。

 

 

【感想】

星井裕シリーズも早5作目です。

かなり早い刊行ペースです。

そして、1作ごとにどんどん文章がこなれていくように感じます。

 

今作は舞妓ちゃん絡みの事件なので、祇園が舞台です。

時は祇園祭りの頃。

祇園祭りに関する情報も盛り込まれて楽しく読めます。

祇園祭りが一ヶ月も続く祭りとは知りませんでした。

一度行ってみたいなぁ。

星井さんが事件を解くきっかけとなった犯人のミスにいまひとつ納得はいかないのですが、面白かったです。