回復期入院中に出会ったHちゃん。
私より4歳歳上です。私と同じ脳出血&脳室内穿破。
ご両親も亡くなり退院後はひとり暮らし。
彼女の住む所は人口4千人程の小さな町で冬は陸の孤島になるし、高次脳機能障害とてんかんがあって8年経った今も運転再開の許可がおりなくて、道東ってJRなどの交通網が良くないから車が無いと何も出来ないんだよね。買い物すらままならない。
今年の春に難病が発覚して、診れる病院まで片道170km!
通院は従姉妹に連れて行ってもらっていたそうです。
前から、年老いた愛犬を看取ったら移住すると言っていたの。
その愛犬も癌が発見されて先月亡くなり、悲しみにくれていた彼女。
いつまでもメソメソしているのは良くない!と
新天地で残りの人生を歩む事を決意したそうで、そこからが決めるのも・引越し準備するのも早い!早い!
家の買手も決まり彼女の家は今後、民泊の宿になるそうです。
入院中に仲良かった人へは一通りLINEでお知らせしたそうです。
終の住処、最初は道内で探していたが、東京へ移住する事になって、今月末に行くから!と連絡があったので、土曜日に会いに行ってきました。
札幌だったら会えるけど、東京となると会えないから今、会わなきゃね。
Hちゃん宅まで片道70kmなので主人に運転してもらい、Hちゃんとあっている間、主人は漁港で鮭釣り。
訪問リハビリのセンター長が7年前にHちゃんを担当していた事もあり、Hちゃんの家は2階だけど、大丈夫かな?と心配していたの。
手摺は片側だけで登る時に使える右手摺。
降りるのが苦手な私…クリアしないと会えない!会えても帰れない(笑)
Hちゃん写真送ってくれた。
後ろ向きで階段を降りるの、回復期のリハビリ以来でした。
Hちゃん、上から見ていて回復期以来なのに後ろ向きで降りるのが上手!上手!あと10段だから!とか一生懸命声を掛けてくれていた(笑)
あと10段にはまだまだ10段もあるの〜と思っちゃったけどね。
玄関には手摺と椅子があるので一安心!
Hちゃんは甘い物が好きで、LAWSONが無いからLAWSONのロールケーキが食べたいと言っていたのを思い出し、ロールケーキと無印良品のバームクーヘン3種類とカフェラテを買って行った。
3時間程お喋りしました。
終の住処探しや退院後の色んな事を話していました。
私もHちゃんの共通点は、1人でも生活して生きられるように…って感じのリハビリだったのよ。
私は主人が単身赴任でHちゃんはひとり暮らしだったので、他の入院患者さんとはリハビリ内容が少し違かったのもあって仲良くなった。
お土産にホッケの一夜干し・昆布・前日に採れた雲丹を頂きました。
めちゃくちゃ美味しかった〜!
これが会うの最後かと思いきや、な!なんと!私の胃カメラの日に整形外科に紹介状を貰いに同じ病院に来るそうで、院内で会えそうなんですよ(笑)
あとは出発もここの空港から行くと言うので、天気次第(気温が高いとワンコ達が心配なので…)ですが見送りに行こうと考えています。
今まで2年に1度位しか会えてないのに…今月あと2回も会えるって奇跡的。
居なくなるのは寂しいけど、残りの人生が今までと違い快適で日々の暮らしが充実すると思うので、今まで色々と我慢した分、楽しんで欲しいと思う。
この日の夜、19℃と涼しい中、花火大会がありました。
我が家から花火の打ち上げ場所まで200m。
徒歩300歩。
近すぎて首が痛くなる。
アポが「う〜う〜」吠えていたのを、後ろで見ていた方が「このワンちゃん何か喋っていて可愛い!」と言ってるのが面白くて(笑)