12月5日から勤務開始したので、ちょうど1か月たちました。

 

最初はもう疲れるしフランス語やっぱりよくわかんないところあるし、無理~どうしよって思う日々でした。

病気にもなっていきなり病欠しちゃったし、さんざんだなぁと思いつつも、何言われても思われてもとりあえず3か月はまず居座ってみようという心づもりです。

 

介護施設は日本でも経験ありませんが、とにかく看護助手さんに近いAide soignantという職種の方が多数働いていて、看護師ちょこっといるという感じです。

病院では当たり前にいつもいてすぐにコンタクトとれる医師がいないのがまた私にとっては初めてのことで、違和感あります。

看護助手さん(ってもう呼んじゃいますが)、年齢層は若い人から定年間近の方まで、結構幅広く活躍しています。

みんなモチベーション高くて、看護師より利用者さんの状態把握してることもあります。

 

そんな頼もしい看護助手さんたちに囲まれて、助けられながらやっていますが、肝心の看護師業務が、人手不足のせいでなかなか学ぶ機会に恵まれませんでした。

看護師3人で勤務するはずのところで、私含め1人か2人勤務という...

全館で看護師が私一人ということはないので、自分の部署で私一人のときは当然わからないことだらけなので他の部署の看護師さんんにフォローしてもらうのですが、その看護師さんの部署も人手足りなかったりするので、フォローしに来ても風のように去っていってしまいます。

 

なので、聞きたいこと山盛りなのに自分のフォローのせいで忙しくしているところに声かけて聞く緊急の用事以外、なかなか業務内容を学ぶ時間がありません。

 

なので、1か月たったとはいえ、1か月分業務覚えたかというと、かなり微妙です。

初日に比べたらできることは増えてきたのと、業務の流れがつかめてきたので1ミリくらいは成長したという感じです。

 

産休や育休、病欠で数年欠席の看護師さんがいるのですが、そのうちの一人が病欠から本日より復帰しました。

20年も経験のあるベテランさんだったので、今日一緒に働いて、ここの施設に勤務してこの部署で初めてちゃんとレクチャー受けられた気がします。

 

今一番感じる嫌な業務は、やっぱりフランス語がからんでくる、電話のやりとりです。

医師不在のため、各利用者さんの担当医に電話連絡したり、薬局に薬の件で電話したりすることがあり、それがいまだに避けている嫌な業務...ていうか電話で速度MAXのフランス語、かなり無理です。

 

いつかできるようになるのでしょうか。

 

なんやかんや、1か月のりきったのでまた次の1か月なんとか乗り越えていこうと思います。

勤務して2週目、施設内で大流行しているノロウィルスのような感染性のGastroという胃腸感染症にあたり、さっそく病欠しました。

先週水曜日の夜、突然の激しい嘔吐と下痢...ついに私にも来たかーと思いました。

すでに同僚が感染しまくっていたので、時間の問題かと思っていましたが(問題なのは簡単に感染しちゃう予防策の甘さなんですが)

 

ともあれ嘔吐下痢した翌日、何も食べれず水だけ飲める状態でしたが、熱は微熱、身体も動くので出勤しました。

みんな体調悪いながらも人手不足すぎてそのまま働いてるので、軽症なら働くべきかと行ったのですが、結果そのさらに翌日体調悪化して(当たり前だけど)欠勤を決意。

 

ベルギーでは学校でも仕事でも、医師のお墨付きが必須です。というかこれさえあれば堂々と病欠できるともいいます。

ふらつきながらもかかりつけ医へ行って、医師のcertificat médicalっていう証明書をもらい、2日間の欠勤証明がでました。

木金と病欠し、土日もともと休みで、ゆっくりしまくって月曜日にギリギリ回復したところです。

 

さて病欠明けで出勤したら、今日から先週までと別の部署に異動して更に研修。

先週までは、不足している中でもまだ複数人で看護師が動いている部署でゆっくり教育してもらい、今週からは本来私が配属されるべきだった部署へ移って改めて研修です。

せっかく前の部署の利用者さんとか同僚の名前覚えてきて馴染んできたとこなのにぃ。

またここでも馴染んでいくしかない。

 

今のところ、配薬と処置、清潔ケアメインで仕事しています。

薬の管理や変更、利用者さんそれぞれの個性などなどを、超絶忙しい今の部署にいる看護師さんに超絶早口で説明されました(笑)。

 

ギリギリ、脳みそで言った内容聞こえてたぶん理解した、ってとこです。

こうやって数週間すごしてみて、やっぱりある程度満足いくまでフランス語力あげといてよかったなと思いました。

 

フランス語学習をしていると、就職したり、留学して大学へ通ったりするための基準のレベルが、ヨーロッパにある基準初心者A1~プロレベルC2のうち、B2レベルが基準だとよく言います。

フランス語を勉強し始めたころや、ある程度勉強して慣れてきた頃、時々B2レベルってどのくらい?とオンラインで試しにリスニングしたりテストしてみたりしたけど、これが結構難しい。

いわゆる流暢なフランス語を聞き取れて、自分も表現できなければならないレベルと思います。

 

でもこのくらいないと、やっぱり同僚同士での休憩中のコミュニケーションも、患者さん利用者さんとのコミュニケーションも、申し送りとか会議の内容も...全然ついてけないと思います。それって絶望的につらいと思います。

いくらある程度仕事できても、つらいものがあると思います。

 

看護学校で聴講生していた2年目くらいに、もう簡単なとこで働けるよと理事長に勧められましたが、とんでもないよと思ったし今思っても無理だったと思います(笑)。

 

早まって始めなくて本当によかったー、と改めて思いました。

 

私はどこまでレベル上げしたらいいのか?が不明だったので、こりゃ一般にいうB2レベルってよく言ったものでピッタリだなぁと思いました。

 

B1からのレベル上げってすごく難しいのですが、目指している方は是非とも目指して乗り越えてほしいラインだなと思います。

 

 

2日しか勤務してないのに精神的にはクタクタてす。

※慣れてなくて動きは悪いので身体的にはふつう。


就職が決まったときに、勤務形態と条件が、早番と遅番があって、週末は2週間に一回勤務、祝日は2日に一回勤務というもの。

早番は7:00-15:06、遅番は12:14-20:20という勤務。

1週間で38時間勤務というのがベルギーの法律で確か決まってて、それで書類上こういう細かい分刻みの出勤時間になってるそう。


これまでの交代制の看護の経験から、早番と遅番と土日祝日休みがバラバラと混ざった毎月シフト出るまで予定くめない日々がまた戻ってくるのかなと思ってました。


が、なんかもう曜日指定で勤務時間決めてて、固定だそう。

基本的に早番で、決められた曜日週一遅番。遅番の翌日は毎週休みで、土日は隔週勤務。


具体的には、私は土日は年末年始から勤務、そのあとは隔週土日休み。金曜日に遅番で、月曜日が毎週休み…となるそう。


なので金曜遅番して土日勤務の週はしんどそうだけど、土日休みの週は月曜も休みなので毎回三連休になるというものです。

他の週も15:06に退勤なので、平日もなんかやろーと思えば慣れてきたら全然やれます。


朝は7時の申し送りまでに着替えて整ってないといけないのもあり、家を出るのが6:30頃と暗くて寒くて眠い三重苦の朝出勤ですが、残業もそんなになくて早く帰れるので早く寝ればなんとかなります。

遅番の日は寝坊できるので、そこで睡眠不足少しリセットできるでしょう。


とにかくいろんな予定たてるのに前もってわかってるのは本当に助かる。


今週来週はひとまず平日の早番で研修中なので、あと週の半分私よ頑張れ、です。