勤務して2週目、施設内で大流行しているノロウィルスのような感染性のGastroという胃腸感染症にあたり、さっそく病欠しました。

先週水曜日の夜、突然の激しい嘔吐と下痢...ついに私にも来たかーと思いました。

すでに同僚が感染しまくっていたので、時間の問題かと思っていましたが(問題なのは簡単に感染しちゃう予防策の甘さなんですが)

 

ともあれ嘔吐下痢した翌日、何も食べれず水だけ飲める状態でしたが、熱は微熱、身体も動くので出勤しました。

みんな体調悪いながらも人手不足すぎてそのまま働いてるので、軽症なら働くべきかと行ったのですが、結果そのさらに翌日体調悪化して(当たり前だけど)欠勤を決意。

 

ベルギーでは学校でも仕事でも、医師のお墨付きが必須です。というかこれさえあれば堂々と病欠できるともいいます。

ふらつきながらもかかりつけ医へ行って、医師のcertificat médicalっていう証明書をもらい、2日間の欠勤証明がでました。

木金と病欠し、土日もともと休みで、ゆっくりしまくって月曜日にギリギリ回復したところです。

 

さて病欠明けで出勤したら、今日から先週までと別の部署に異動して更に研修。

先週までは、不足している中でもまだ複数人で看護師が動いている部署でゆっくり教育してもらい、今週からは本来私が配属されるべきだった部署へ移って改めて研修です。

せっかく前の部署の利用者さんとか同僚の名前覚えてきて馴染んできたとこなのにぃ。

またここでも馴染んでいくしかない。

 

今のところ、配薬と処置、清潔ケアメインで仕事しています。

薬の管理や変更、利用者さんそれぞれの個性などなどを、超絶忙しい今の部署にいる看護師さんに超絶早口で説明されました(笑)。

 

ギリギリ、脳みそで言った内容聞こえてたぶん理解した、ってとこです。

こうやって数週間すごしてみて、やっぱりある程度満足いくまでフランス語力あげといてよかったなと思いました。

 

フランス語学習をしていると、就職したり、留学して大学へ通ったりするための基準のレベルが、ヨーロッパにある基準初心者A1~プロレベルC2のうち、B2レベルが基準だとよく言います。

フランス語を勉強し始めたころや、ある程度勉強して慣れてきた頃、時々B2レベルってどのくらい?とオンラインで試しにリスニングしたりテストしてみたりしたけど、これが結構難しい。

いわゆる流暢なフランス語を聞き取れて、自分も表現できなければならないレベルと思います。

 

でもこのくらいないと、やっぱり同僚同士での休憩中のコミュニケーションも、患者さん利用者さんとのコミュニケーションも、申し送りとか会議の内容も...全然ついてけないと思います。それって絶望的につらいと思います。

いくらある程度仕事できても、つらいものがあると思います。

 

看護学校で聴講生していた2年目くらいに、もう簡単なとこで働けるよと理事長に勧められましたが、とんでもないよと思ったし今思っても無理だったと思います(笑)。

 

早まって始めなくて本当によかったー、と改めて思いました。

 

私はどこまでレベル上げしたらいいのか?が不明だったので、こりゃ一般にいうB2レベルってよく言ったものでピッタリだなぁと思いました。

 

B1からのレベル上げってすごく難しいのですが、目指している方は是非とも目指して乗り越えてほしいラインだなと思います。