【第28期】相手が答えやすい質問を考える | 【田中しんすけ事務所】第35期インターンブログ!!!

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今期は、大学生1年生の岡本くんが参加しています。このインターンでどんどん成長していきます!

田中しんすけ事務所第28期インターン生の

渡邊蒼生です!

 

インターン12日目の今日は、

①阪急交通社企業訪問

②平尾商工連合会の定例役員会に参加

の2つを主に行いました。

 

①阪急交通社企業訪問

阪急交通社の取締執行役員である山本善則さんにお会いして、会社概要や旅行業界の動向についてお話しいただいたあと、多くの質問に答えていただきました。

 

オフィスに入るとまず、社員がほとんどいない状況が目に入りました。

コロナ禍で仕事が減り、社員の9割が自宅で待機しているそうです。国の雇用調整助成金なども用いながら社員へ給与を払っているという、厳しい状況を如実に示していました。



阪急交通社の特徴として、二つの点を挙げていただきました。


まず一つ目は、広告に莫大なお金をかけているということです。

一時期は、世界的に有名な自動車会社トヨタよりも多くの費用をかけて広告をしていたこともあるそうです。顧客獲得にかける阪急交通社の熱を感じました。

 

二つ目は、若手社員に大きな予算を与え、企画実行の機会を与えているということです。

普通であれば、10年、20年勤務した中堅社員にならないと大きな予算は持たせてもらえないことが多いですが、阪急交通社では年齢に関係なく全社員から、より良い事業を行うためのアイデアを募っているということです。これにより年齢に関係なく、実力で勝負することができます。

また、予算を与えられているという自信と、責任はより良い企画を生む推進力になります。素晴らしい会社のあり方が現れていると感じました。

 

今回の企業訪問では、私たちインターン生(大学生)の質問と、田中しんすけ議員はじめ同席されていた議員の方がされていた質問を比べて、その違いを如実に感じさせられました。

それは、議員の方がされる質問は、相手にとって答えやすい質問であるということです。

企業訪問の後、このことについてしんすけ議員とお話ししたところ、「質問には前座が必要」とのアドバイスをいただきました。単に聞きたいことを質問するだけではなく、質問の背景や具体例について言及することで、相手が回答する際に頭に具体的なイメージが湧きやすくなり、考える時間も生まれるため、より良い回答を引き出せるとのことです。

 

明日から、「未来自治体2021」に向けて、市役所での行政ヒアリングが始まりますが、この点を心に留めて、有意義なヒアリングにしていきたいと思います!

 

②平尾商工連合会の役員会に参加

夜には、しんすけ議員も役員として活動されている商店街(平尾商工連合会)の定例役員会に参加させていただきました。

 

今回の議題はプレミアム商品券事業が中心でした。第一弾のプレミアム商品券事業が先日終了し、その実績報告がまず行われました。

 

結果の中で特徴的だったのは、ひらぐらペイというキャッシュレス型商品券が、連合会の予想をはるかに超えて売れていたということです。

世の中では、PayPayなどのキャッシュレス払いが流行っており、今回のプレミアム商品券事業の販売結果は、世の中の流れを如実に表していることがわかりました。

 

プレミアム商品券事業は第二弾が企画されるほど好評だった一方で、課題も残りました。

一番の課題は、紙の商品券は扱っても、キャッシュレスの商品券は扱わないお店があることで、商品券の利用者に混乱が生じてしまったことです。商工連合会の小野会長は「売り手」よりも「買い手」を意識した企画が重要だとおっしゃっていました。

キャッシュレスは便利である一方で、新しい技術であるため、不信感や煩雑さの点で課題があります。

 

今後、私も利用者がより使いやすいものにできるよう、考えていきたいと思います!



渡邊蒼生