30代のころ、老後の話なんてうんと先の話すぎて、実感がなかった。
40代前半のころは、目の前の生活に必死で見て見ぬフリ。
そして50歳まであと数年になった今。
ちょっと考えてみようという気になった。
それもこれも元をたどれば、年金手帳が見当たらないことに気づいたから。
私はオレンジ。
会社の若い人たちはブルー。
調べてみると、あの年金手帳は来年4月で廃止されるという。
よかったー!再発行しなくていいー!
ま、そのうち出てくるかと、手帳のことは忘れることにした。
そこから、なんとなく気になり始めてあれこれ調べはじめた。
私はこっち方面の知識がまったくない。
雑誌の特集などを見ても、「控除」という言葉の意味がなんだかよくわからず、すぐ挫折していた気がする。
結局、自分がもらえる金額はいくらくらいなんだろう。
プロに相談してみようと、ココナラで社労士さんに見積依頼をだしてみた。
とーっても良心的な社労士さんにあたり、私が知りたいことは、マイナンバーカードがあればだいたい無料で解決するから、依頼しなくて大丈夫だと教えてくださった。
幸い私には、ポイント欲しさに取得したマイナンバーカードがある。
持っているものの、なんにも使ったことがない。
マイナポータルというサイトに、おそるおそるログインしてみた。
すごい。紙の年金手帳がなくても、ちゃんと履歴がでてくる。
紙の年金手帳がなくても問題ない。
年金額の試算までできて、このサイトを読み込むのはとっても楽しかった。
マイナンバー制度ってなんだか怖いという気ばかりしていたけれど、何も知らないままでいると違う怖さがある気がしてきたのは、調べ始めたここ数週間のこと。
今から働き方を変えたら、年金額はどうなる?みたいな試算もサイトでやってみた。
すごい。わかりやすい。
今から老後資金を考えるなら、どうすればいいのか。
うちは一人っ子とはいえ、目先の教育費のことばかり考えていたら、自分の老後が大変なことになってしまう。私は高齢出産に片足つっこんだ状態で娘を産んだから、同時進行で考えなければいけない。
今までまったく考えていなかった金融商品について調べはじめて、ようやくここにたどりついた。
名前だけは知っていたものの、面倒くさくて避けて通っていたiDeCoとかNISAとか。
今後の自分がどう働いていくか、それもぜんぶ関係してくるから、意味がわからないところも我慢して読むしかない。
知れば知るほど、今の私に必要なのは、iDeCoじゃないかという結論が出た。
iDeCoは老後に年金が増えるだけじゃなく、現役世代の今からメリットがあることも初めて知った。
自分で調べた内容があっているかどうか、プロにちゃんと聞いてみようと、県の社労士会がやっている無料相談会に行くことにした。
(ちなみにこの無料相談会の存在も、ココナラの社労士さんが教えてくれたもの)
ベテラン社労士さんと新人社労士さんのお2人で、私を担当してくださった。
新人だとおっしゃる社労士さんは、たぶん私と同世代の女性で、個人的に親近感がわきまくり。
「新人ってことは、最近、試験に合格されたってことですか?すごいですね!」と話しかけたかったけれど、ベテラン社労士さんの目が気になって、もちろん言えない。
ベテラン社労士さんに、曖昧だった私の知識を整理してもらい、こっちの働き方を選択するならリスクはこれ、でもこのリスクはこっちでカバー可能、そうですね、その通りです。その方法があなたにはいいと思いますよ。
みたいな感じでアドバイスをしてくださった。
NISAのことも勉強してみようと思う。
年金って50歳以上じゃないと、年金事務所に出向いてもはっきりした額は教えてもらえないんですってー。なんですとー。私のようにマイナポータルでみるか、たまに郵便が届く「ねんきん定期便」で、現状把握をするしかないそうです。
いま公開中の、阿部寛さん・佐藤健さんが出演されている映画の原作本を、読み終えました。
重たい話に途中で挫折しかけましたが、最後まで読んでよかったです。
この話は生活保護がテーマなんですが、原作者の方は「情報弱者にならないで」ということが言いたいのかな、と思いました。
さほど読書家でもない、ただのおばさんの感想ですが、そんな気がしました。
この本を読んだからこそ、年金のことを調べてみようという気になったのかもしれません。
1か月くらい前に、Kindle Unlimitedに再入会しました。
Amazonで販売されている本(一部)が、月額980円で読み放題になるというサービスです。
そのおかげで、上にあげた「護られなかった者たちへ」だったり、年金関係の本とかを読みあさることができました。今の私にとっては、必要なサービスだったみたいです。
以前、入会していたときに比べて、本の数が増えたような気がします。
やりました!!
King Gnuのファンクラブ先行のライブチケット抽選に当選しました!!
昨年は初めて生でKing Gnuをみたことで、舞い上がってしまいアドレナリンを出しすぎてしまいました。
今年こそ、音楽を楽しめますように。