先週末(時差ありあり)、私に大事な用事があって娘と離れていた。
週明けにテストがあるから、土曜日のうちにしっかり勉強させておこうと思っていたのに。それなのに、娘の態度に腹を立てた私は、勉強から手を引いた。
娘は一人で暗記することが苦手。
算数や漢字学習なら一人で大丈夫になってきたものの、英単語を覚えるやら社会の地名あれこれを覚えるといったものは、今はまだできない。
そして娘は、土曜日を無駄にした。
もともと、コツコツ物事を進めるのが得意なタイプで、言い方を変えると一夜漬けに向かない(急がされるのが苦手)タイプ。
たまに反抗期やら何やらで、歯車がうまくかみ合わないときがある。それがまさに先週末だった。
それでも優等生に憧れる一般人代表として、勉強せずにテストを受けるという勇気はない。
みんなが勉強してきて、自分だけ悪い点数だったら恥ずかしいという気持ちが強い。
その点は、親としては嬉しく思うものの…。お母さんは天使ではないし、悪い点数でもお母さんは恥ずかしくない。
夫に、暗記すべき範囲をたっぷり抱えた娘を任せて、私は家を出た。
夫と娘は、親子以前に人間同士としての相性がいい。
娘を溺愛しすぎる父親だから、ますます2人は仲良しコンビになっていく。
需要と供給がマッチしすぎる2人。
そんなわが家の甘やかせ担当が、娘を勉強させることができるのか。
日曜日の夕方、娘からLINEが入っていた。
「お父さん、もうイヤだー」という内容。
なんとあの2人が仲間割れをしている!!
なになに、面白そうなことになっているじゃないの。
ただ、「お母さんすぐ帰ってきて」とは言っていない。
たいした話ではないだろうと、LINEに返信だけして娘が寝る時間の前に電話をした。
電話で娘の話を聞いていると、お父さんが怖い、勉強しろとうるさい、もう嫌だと涙目になっている。顔をあわせて電話をしていたから、泣き顔の自分の顔をみてますます涙がこぼれてきたっぽい。
お父さんは昭和だとか、お母さんのほうがよかったとか、あれやこれやと夫の愚痴を言っていた。
そっか、夫もついに鬼になったのか。ほんとか?と思いつつ、娘にお風呂へ入るよう伝えて、次は夫の言い分を聞いてみた。
やっぱり想像していた通り。すべて娘にとって都合がいいように私に話をしていて、夫が豹変したなんて事実はなく、10分しか勉強しなかったことに対して「それじゃ無理でしょ」と言っただけのこと。
夫が勉強を終わらせたがる娘に、確認テストをすると20点しか取れなかった。まったく覚えていない。ちゃんとやって、と言った。それを夫が豹変したと表現していた。
夫とため息をつきあった。
この年代、高学年の小学生というのは、自分に都合がいいように話しがちだという。
そういう風に計算高く話せるようになったという、成長といえば成長。
娘にとって明らかに不利な話は絶対にしない。
娘にとっては、(自分しか勉強を見る人がいないという)夫の責任感は計算外だった。
「お母さんがいないから適当にやっておこう」と思っていたのに、アテが外れてしまったというだけの話。
それでも、いつも甘いお父さんに勉強をしなさいと言われるのは、想像以上に辛いらしい。
勉強はお母さんでいいや、と電話で言っていた。
求められるかぎりはお手伝いするけれど、お母さんを怒らせた時点で手を引く(自分でやって)というのを、基本ルールにしたい。
それでもたまには母子が離れるのもいいもんだと思う。
今年はクラスのお友だちに影響され、ケンタッキーをリクエストされ予約しました。クリスマス当日にケンタッキーを食べるなんて、学生のころ以来だから四半世紀ぶりです。予約がかなり埋まっていてそれにもビックリしました。
結局、月曜日と火曜日に必死でやりました。朝5時起きで勉強に集中するなんて久しぶりです。
娘は何も私に反抗することなく、せっせと覚えはじめて水曜日のテストで無事に合格点をクリア。
その日の晩から24時間、親子で燃え尽きました。
娘は今回で改めて、自分が短期集中型の勉強に向いていないと悟ったようです。
お母さんを頼って集中的に覚えるのは、相当な苦行みたいです。
トータルで長い時間がかかってもいいから、のんびりとゆっくり毎日少しずつ進めていきたいらしく、相変わらず少し勉強しては5分休憩してみたいなノリに戻りました。
このドラマ、大御所の先生が書かれた脚本だというのに、私は最初、視聴者を笑わせにきているのかと思いながらみていました。
そこからグングンひきつけられて、赤坂くんの背筋にうっとりし(BBA)、シゲオさんの健気さにもらい泣きしかけ、丸太郎さん応援隊となり、斉木さんは目に入らないという感じで、けっこう夢中でみています。
昨日の第9話から展開が早すぎて、ついていくのに必死です。
最終回どうなるのかな。