
娘の小学校は、春に運動会が開催される。
娘が応援団に入りたいと言い出したときは驚いた。
そんなキャラじゃなかったのに。
応援団は4年生~6年生まで、1クラスにつき4名(赤組・白組、各2名)が入れる。
娘は昨年の運動会後から考えていたらしい。
4年生から入れる鼓笛隊?マーチングなんとか?にも入らなかった。
そちらに入ると応援団と兼務できないらしく、フリーの立場を貫いたという。
夫も私も、ただただ口をあんぐりあけてしまう。
少なくとも娘は、2年生まで決してこういうタイプの子ではなかった。
2年生の通知簿に「積極的になってくれることを期待しています」みたいなコメントがあったから、客観的に見てもそうだったのだと思う。
ところで『積極的な子』というのは、褒め言葉で使われることが多い。
能動的な態度は、学校という場所では褒められがちなんだろうと思う。
私自身は、娘が積極的だろうと消極的だろうと特に何も思わない。こういうのは性格だし、周りがどうこう言う話ではないと思うから。
それが娘が応援団に入ったことで、一つわかったことがある。
『積極的=新しいことにチャレンジする』
新しい環境に身をおいたから、学べることがある。
ここを先生たち(大人)が、認めてくれているのだろう。
40代のいい大人のくせに、こんなことにも気づかず恥ずかしい。
実際、応援団でひともんちゃくがあった。
練習のあとで娘が泣きながら自宅にもどり、何事かと思って話を聞いていたときに、応援団担当の先生からわざわざ電話をいただいた。
丁寧な事情説明とともに、この件について娘には一切の非がないこと、ただ嫌な思いをさせてしまったことへのお詫びだった。
先生の立場は、大人として理解できる。
わざわざ電話で事情説明までしていただき申し訳ない。
そもそも先生だって悪くないのに。
娘の立場を思うと気の毒だけど、まあこればっかりは仕方がないよねぇ的な話。
ちなみに、電話で応援団の先生からかけられた言葉で、娘の涙は止まった。
2、3日は複雑な気持ちがあったものの、今はケロっとしている。
娘にとっては、小学校生活ではじめて味わう感情だったと思う。
納得できない部分もあるけれど前に進むしかない、という状態。
この一件だけで、私は娘が応援団に入ってよかったと思っている。
こういうことは親が教えてやることはできない。貴重な経験だった。
社会に出れば、山のように経験することだし、耐性をつけるに越したことはことはない。
もうすぐ運動会本番を迎える。
無事に終わりますようにと祈るばかり。

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ほんと、先生って大変なお仕事ですね。
私の愛用エコバッグです。
これを見た実家の母は、今年の母の日はこれでお願いというので決めました。
プチプラで助かりました。
3年前の母の日に、義母と実母それぞれに同じ店でアマリリスの鉢植えを買って贈りました。
とってもきれいだからといって、実母が私にも同じものを買ってくれましたが、私だけすぐ枯らしてしまいました。
義母も実母も「今年もアマリリスが咲いた!」と喜んでいます。
ずっと咲き続けるアマリリスってすごいですね。
2人とも「本当になんの手入れもしていないのよ。花が枯れたらそのままにしているだけ」と言います。
どうしてうちのだけ枯れちゃったんだろう。