
個別指導塾・スクールIEのCMでおなじみの「やる気スイッチ」。
娘のスイッチは意外なところにあった。
新しい文房具を手渡すこと。
シンプルすぎて、まさかこんな所に「やる気スイッチ」がひそんでいたとは。ペンや鉛筆でスイッチが入る娘に新しい筆箱を渡すと、すごいことになった。
テレビCMで見ていた「ヨコピタ」(←ランドセルの中で横向きに入る)を欲しがり、楽天で20%オフと安くなっていたものを進級祝いとして購入。
うっかりしていた私が、商品を娘に見せてしまった。「明日から使わせてほしい」と懇願され、説得が面倒になって手渡した。
そこから娘のテンションが恐ろしくあがった。
新しい筆箱に名前をつけ、初日なんて机の上に置いた筆箱にハンカチをかけて、自分も眠ろうとしている。
何をしているのか、と恐る恐る聞けば「お布団だよ」という。ぬいぐるみならともかく、筆箱に布団。ちょっとこの子、大丈夫か?と思ったけれどさすがに初日だけだった。
3月に入り、学校では総まとめテストらしきものが、大量に行われている。それに向けた宿題も多い。筆箱の効果で、勉強へのやる気がうーんと上がってくれて助かった。
本当に欲しいもの(成長過程に必要なもの)を、欲しいタイミング(必要なタイミング)で与えることの大切さを感じている。
これはさじ加減が本当にむずかしい。物欲の塊のような子か、その逆か、どちらかに向いている策かもしれない。
余談ながら、筆箱を新しくしたことで、学校用・家用・習い事用と用途をわけられるようになった。
これは忘れものを予防するのに、最善の策のように思う。元・忘れ物大臣として、現役・忘れ物大臣に心からおすすめしたい。
学校の筆箱は、えんぴつを削るときしか触らない。絶対に家では使わない。
このルールを守ることができれば、文房具の忘れ物は少なくなくなるはず。私たちは、夫婦ともに小学校6年間にわたり通知簿へ「忘れ物が多い」と書かれていたタイプだった。
こんな私たちが育てている娘は忘れ物を「しない」タイプ。娘のような性格は、放っておいても適当に自省しながら何とかやっていくのだと思う。
問題は、私たち夫婦の子ども時代のようなタイプの子。こういうタイプは、忘れ物をしない仕組みを大人が整えてやるしかないと思う。
いま娘がやっている、学校用・家用・習い事用と筆箱(と中身)を揃えることは、かなり有効な策だと思う。
夫と二人で「小学生のころ、親がこうしてくれれば私たちも、、、」と慰め合った。
ついでに2人で思い出してみると、2人とも消しゴムを忘れた回数がダントツで多かった。次は、ものさし。
元・忘れ物大臣として、現役・忘れ物大臣を擁護する発言をさせてもらえるなら…。
「どれだけ言っても忘れ物がなおらない」
「自分が困れば、先生に怒られたら、忘れ物をしなくなるはず」
「自分で意識を変えるしかない」
「親がいつまでも手伝うから、忘れ物が減らない」
「もう知らない。勝手にしなさい」
これら、お母様方がよく言うセリフは、小学生の子にはまるで響かない。本人が自分で何とかするのは、中学生以降(成人しても忘れ物はゼロにならない)あたりだと思う。
学校の筆箱は、えんぴつを削るときしか触らない。絶対に家では使わない。
ただ、忘れ物が多い注意力散漫なタイプは↑このルール↑が身につくまで、時間がかかるかもしれない。それが難点。

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今年は初めて、花粉が本格的に飛び始める前から薬を飲んでいます。本当に効果があってビックリです。今後、バレンタインデーから1週間以内に耳鼻科へ行くことを自分に課そうと思います。
ヨコピタはこちらです。
スリムにするために、消しゴムスペースがかなり小さくなっています。大きい消しゴム愛用者はご注意ください。
3年生にむけて、青鉛筆を準備してほしいと先生に言われました。できる限り、青・赤鉛筆を避けて1本のものを準備してほしいとのことです。
先生がそういいたくなる理由(危険)がよくわかるだけに、娘がなんと言おうと青鉛筆単独にします。娘は青・赤鉛筆に憧れているそうです。
赤鉛筆は入学以来、ずっとこちを愛用しています。六角なので、転がりにくいところもいいですし、消しゴムでさっと消えるのもうれしいです。
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ついでにいうと、消しゴムは娘がこれしか使わなくなりました。見た目がサッパリかわいくないのに、こればかり使うのは、ボロっと折れることがないからのようです。色鉛筆もけっこういい所まで消えるなかなかの優れものです。大・小サイズをまとめ買いしています。