卒園目前で、幼稚園の先生体験 | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。


遊びを中心とした保育―保育記録から読み解く「援助」と「展開」
遊びを「展開」させるなんて高等手段は、ま~~~ったく思い浮かばず。時間内をやり過ごすことで精一杯でした。

卒園式の直前は怒涛の忙しさ。
自分で自分がまいた種とはいえ、
久しぶりに限界を感じた。

そんな中、3・11の報道。
1歳半だった娘と過ごしたあの日
のことを、今でも鮮明に覚えている。

忘れずに後世に伝えていくこと。
母親業をメインとしている私に、
いま与えられた役割はこれしかない。


娘が通う幼稚園では、卒園式の前に
様々なイベントがあった。

クラス全員の園児を、私を含めた
保護者3人で1時間くらい預かる
ことになった。

過去にもこういう経験は何度かある。

教室内で自由に遊んでもらって、
危険がないか見守ろう。

一緒に過ごす2人のお母さん達と、
ゆっくりおしゃべりでもしてよ♪

なんて考えていた私はバカだった。

非日常的なイベントを楽しんだ後の
幼稚園児は、興奮状態にある。

教室に戻ったらもうそこは
無法地帯。いつもの皆じゃない。

「これどうするのー?」に始まり、
みんなが叫びまくっていて、
収拾がつかない。

何かをやらなければ、場が持たない。
フルーツバスケットを提案した。

興奮状態の園児たちを率いての
フルーツバスケットは、ある意味
かなり面白かった。

フルーツバスケットとは、言わずと
しれた椅子取りゲーム。

中心にいる人がお題を考え、
該当する人が立ち上がり動く。

そこで、園児の真の姿というのか、
幼稚園の日常を垣間見ることが
できたように思う。

気遣いにかけた人の集まりは、
それはもう想像を絶する世界だった。

お題を考え中の子には、早くしろ
と容赦ないツッコミが多々入る。

それを注意する子たちの声も、
これまた大きい。

各自が叫びまくっている。
お題を言う子の声が消されてしまう。

お題を聞いても自分が該当すると
気づいていない子がいる。

「お前もだろ!動けよ!」

またまた容赦ないツッコミ。
お題を考えている子ばかり気にして
いたら、私とわりと親しい男の子が
隣に座っていたらしく、わき腹に
チョップが飛んできた。

心休まるときがない。
幼児の世界は過酷。サバイバル。

娘はこんなにすごいところで、
毎日を過ごしていたのか。

幼稚園帰りの娘に、もう少し優しく
してやればよかったと思う。

あの子たちを2年間かけてまとめ
あげてくれた、担任の先生への
尊敬の気持ちが高まった。

やっぱり私は、幼稚園の先生に
まるで向いていない。

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その後、落ち着きを取り戻した園児たちは違う遊びをはじめました。わき腹チョップ男子が「俺はコマをまわせない」と打ち明けてくれたので、コツを伝授して特訓。がんばれ男子!


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保護者から園児への卒園記念品は、
毎年辞典なのだそうです。
国語辞典or漢字辞典を選べます。

友人である先輩ママにリサーチ
した結果、国語辞典は自分で選ばせる
のがいいと聞いたので、漢字辞典を
チョイスしました。

たぶん、ラッピングしたままで
1年を過ごすことでしょう。ちーん。

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保護者から卒園式の日に園児へ
ロゼットを贈ります。
ロゼット隊長の任務も無事終了。

先生のデザインは、私が心をこめて
中心部をデザインしました。
新郎新婦に人気だというフォントを
使って、無駄におしゃれ度をアップ。
ここにも自己満足の作品が。
もう完全燃焼です。


ママたちがそれぞれに得意な分野を
生かして、せっせと卒園準備をしました。
一人、空間演出がうまいママが
いるのです。彼女のセンスのおかげで、
予算をかけずに素晴らしいものが。

私は物を作るのは好きですが、
空間を作るのがまるでダメ。
ただただ、ため息ものでした。
小規模園って小回りがきくから
いいな~としみじみ。

これが100人をこす園だったら、
細かい演出なんてする余裕が
ないかもしれません。いや、
マンパワーがあるからいけるか。