母として人目を気にしない | のんきな3人ぐらし

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夫と中3の娘と3人でその辺のマンションに住んでいます。株式投資に夢中で、ブログの更新をサボりがちです。


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私が児童館へ行きはじめたのは、生後4ヶ月目くらいだったように思う。
もちろん乳児クラブなどのイベントがある時だけ。

通いはじめた頃のことで、今でも深く印象に残っていることがある。


赤ちゃんはお母さんの膝の上にのって、先生の歌や踊りにあわせるという
よくあるお遊戯をしていた時のこと。

一人の男の子(たぶん1才前後)が、よちよち歩きをしながら
みんなが輪になっている所をトコトコ歩いて突っ切っていった。

部屋のすみにおいてあった道具で、ひとり遊んでいる。
ひとりで遊ぶ姿は当然目立った。

それでもそのお母さんは、男の子を追いかけるわけではなく、何もいわずに
ニコニコしながら見ていて、お母さん一人で皆とお遊戯に参加されていた。


そのとき私は、みんなでお遊戯をする時間なんだから、
抱っこして連れ戻して一緒にやればいいのに‥‥と思っていた。

そう思った直後、ふっと我にかえった。


違う、違う。そうではない。ここは0才・1才の集まり。

少なくとも社会性を身につけるための場所ではないのは明らか。
子どもがのびのび楽しむ場所であるはず。

協調性や社会性を真剣に考えなければいけないのは、幼稚園に入ってからでいいはず。


そう気づいた私は、自分が他のお母さんからどう思われるかだけ、
を気にしていたことに嫌気がさした。自分の器の狭さにげんなりした。



その男の子の名前は、音楽に関係する英単語と同じ。
一度聞いたら絶対に忘れない素敵な名前で、思わず由来を伺ってしまった。


「実は、超未熟児で産まれた子なんですよ。産まれた後もずっと入院してたんです。
だから、一歩一歩この子のペースで生きてほしいと思って名づけたんですよ」


お子さんを見守る、お母さんの深い愛情に感動してしまった。

そのとき、この先、娘が歩けるようになって、みんなの輪を飛び出しても
見守ってやろう。娘の意思を尊重してやろうと決意した。



そしてそれは現実になった。

30人近い親子が集まっていた会でのこと。広いホールで皆が大きな輪になっている。
娘が私から離れて、輪の中心に向かって歩いていった。

ひとりでど真ん中に立っている。

皆を見渡しながら、音楽にノリノリ状態。
頭の上で手をパチパチしながら、両ひざを曲げてYO!YO!とでも言いたげなラップ調のノリ。

隣にいた顔見知りのお母さんが「いよっ、社長!」と声をかけてくださったのが救い。

いつになったら戻ってくるんだろう、と少し不安になっていたら
トコトコ歩いて満足げな顔をしながら帰ってきた。

恥ずかしかったけれど、嬉しそうな娘をみていると、人目を気にせずに
見守ってやることができた自分を、少しだけ成長できたのかなと思う。


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所用があり1泊2日の強行スケジュールで博多へいってきまーす。
旅行じゃないのが残念。モツ鍋たべられるかな。