
夫の実家に到着して2日目、ついに来るべき日がやってきた。
娘のオムツを替えようと抱き上げた瞬間 「ぐきっ」と鈍い音。
義母はその音が聞こえたという。
慌てて娘をおろし嵐がすぎるのを待った。
どちらかといえば、おそらく軽症であろう状態に感謝しつつも動けない。
じーっと、じーっと、じーっと過ごす。
とりあえず動けるようになったものの牛歩しか進めない。
夕方まで夫が出かけていたため、義父と義妹が事あるごとに娘を運搬してくれた。
腰が弱い私がビッグな娘を育てている以上、いつかはこの日がくると思っていた。
「自宅で娘と2人っきりでなかったことが幸いだった」と夫が言っている。同感。
翌日、義父母が整形外科へ連れて行ってくれた。
レントゲンをとると、じん帯がのびているとのこと。(これがギックリ腰の正体らしい)
ヘルニアではないことにほっとした。
ふっとみると私のカルテに娘の堂々たる体重が記入されている。笑いがとまらない。
医師に「そりゃあ、この子を中腰で抱き上げたらギックリ腰になりますわ」と言われてしまう。
気をつけていたつもりだったのに、うっかり中腰で抱っこしてしまった。
その日は雪がチラついていて冷えていたのも悪かったのだと思う。
義父母から「ここにいると気を遣うだろうから、早めに(私の)実家へ帰って
養生したほうがいい」と言われ、好意に甘えて予定より短く夫の家を出た。
初孫の到着をいまかいまか、と待っていただろうに申し訳ない。
実家へ戻り整骨院で鍼をうってもらい痛み(炎症)は4日ほどで治まった。
結局、エルゴで娘を抱っこしたのはギックリ腰から5日目。
どきどきしたけれど何とかいけそうで一安心。
整骨院でストレッチはもちろん筋トレをしたほうがいいと言われた。
一度のばしてしまったじん帯は、完全に元に戻ることはないらしい。
大げさにいえば私は人一倍ギックリ腰になる可能性が高い。
筋肉を鍛えるのが一番だといわれた。
あー、もう、困った。大嫌いな運動をしなければいけない。
ぼちぼち頑張ろう。


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東京へ戻って娘を10日ぶりにお風呂へ入れました。
嬉しそうな顔をしてくれていた気がします。