魔王のお見合い! 第八十五話『一旦、現代!』
・・・時は一旦現代に戻る。
「風鬼討伐・・・」
「・・・」
魔王もヤンも、つい一年前におきた『事件』を思い出し、胸を痛めていた。
「フュー様は・・・」
「仕方なかったんだろう・・・」
「・・・あの、魔王様は・・・」
「・・・彼女を信じている。」
「そう、ですよね・・・」
・・・
「おい!何者だ!」
天魔の門では、ディフが魔界から突然来た来訪者を呼び止めて いた。
「ジル=ヴァレンシュタインⅣ世。魔王を打ちのめすためにきた。」
「ジル・・・?あの『唾飛ばし』の!?」
「ふふ。覚えていてくれて光栄だ。」
「今度は一体・・・?」
「『腕相撲』さ。」
「・・・はい?」
「まずは君で腕試しをしてみるか。」