今出来ること | 産休育休ママを応援する★整理収納レッスン

昨日も震度4の

大きめの余震がありました


一瞬あの日を思い出す大きな揺れ


震災から10日経っても

まだまだ余震を感じる毎日

が続いています


地震が発生してからは

家中の使っていない家電の

コンセントを抜いたり

夜も出来る限り照明を落とす等々

節電を心がけパソコンも

極力立ち上げず過ごしています


買いだめする人たちの精神状態は

全く理解できず・・・

自分は必要な物だけで生活することを

崩すことなく

いつもよりは少し質素に

生活を続けています


この10日間は改めて

命について深く考えさせられた

数日間でした


地震発生から今日まで

保育園は計画停電がある中でも

なんとかやってくれていますが

家庭保育の協力依頼が出ていて

当然育児休暇中の私は

子供を預けず自宅保育をしています


こんな中でも当然会社は休み無し


本来でしたら

こんな状況の中でも

不安がいっぱいあっても

大切な子供を預け

動き続けている世の中の為に

働きに行かなければいけません


最近ようやく被災地で働く人達の

本当の言葉や過酷な現状が

報道されてきていますが

その報道を見る度に

涙が溢れて止まりません


「まだ自分の家族の安否が確認できて

いないのですが・・・市民を守る為に

自分が動かないといけないから」


「本当は家族と一緒にいて私が守って

やらなきゃいけないのですが

自分を必要としている患者さん達を

見捨てられません・・・」


ワーキングマザーに限らず

沢山の方々が

自分を責め

罪悪感を感じ

不安を抱え


職務職責を全うしようと

戦い続けている・・・

義妹は自衛隊に勤めています

自衛官だけでなく現場は不眠不休で
支援を続けているそうで
さすがにここ数日は
自衛隊を裏で支える支援者側も

体力的疲労と精神的疲労で
平常心が奪われてきて

現場はひどい状況なのだそう


先日自衛隊によるヘリコプターでの

水投下作業が実行されましたが

あのヘリを運転していたパイロットは

防護服を着れない・・・

その話を聞いていたので

水投下が実行されると聞いた時は

鳥肌が立ちました


被爆の可能性を恐れずに決死の活動


NHKでそのシーンが報道された時

おもちゃで遊んでいた

みずきの手を止めさせ、思わず

「みずきにパズルをくれたお兄さんたち

今命を懸けてみんなの安全の為に

頑張ってくれているよ」

と涙が溢れるのを我慢しながら話をしました


実際は上空からの放水作業より

地上班の方が放射能を

あびる数値が高いそうで

地上からの放水作業が行われた時も

どうか1人も被爆せず

作業が終わってください・・・

と祈りました


自衛隊をはじめ

警察や消防隊員

東電の方々・・・

他にもきっと沢山の人たちが

福島原子力発電所の危機を

回避するために

命をかけて戦ってくれています


本当に本当に頭が下がります


そういった人たちにも当然ご家族が

いらっしゃることと思います


私には「1人も被爆することなく

愛する家族の元へ帰してください」と

祈るこしかできません



今私はありがたいことに

育児休暇を頂いています


経済の復興を手助けする為に

“働く”という行為はしていませんが

そんな私でも

「節電」と「募金」以外にも出来る

大切なことがあると思います


4歳だから分からない・・・

じゃなくて“4歳なら分かる”と信じ

そういった人達の勇敢な行動を

正しく子供に伝える

大事なことだと思います


今命をかけて戦っている方々と

私の職責は違いますが

「関わる全ての人が安心して暮らせる

住まいを創る」

という仕事を持つ1人の人間として

そして親として・・・


“人の命を守ること”

“人に感謝すること”

“人の為になる仕事をすること”を


時間がかかることだと思いますが

これからゆっくと

そしてしっかりと

子供に伝えていきたいと思います


それが後にこの子にとって

ゆるぎないものになることを信じ・・・


子供達の未来は

今の大人にかかっています

買いだめ

義援金詐欺

困惑させるチェーンメール・・・

残念なことも多く問題になっています


大人がもっとしっかりしなくちゃね


子供たちよ

もっともっと力強い

元気な日本の未来を創造できる

立派な大人に育って!