朝の９時から１０時の間に旦那さんに来てもらう段取りで、メールでやりとり。またしても電車遅れてるわの報告で、来たのに乗るしかないからね、と次に乗れそうなバスの時間を知らせておく。
後はもう荷物まとめるだけなので、重いものはスーツケースにいれ、出来るだけトートバッグは軽いものにし、書類関係や財布、ゲーム機などはリュックへ。
ちょうど１０００円で買ったテレビカード、これ冷蔵庫は２４時間１００円で、時間過ぎるとoffになり、ボタン長押ししないとまた冷えないんだけど、別にテレビは見ないのでもっぱら冷蔵庫のためだけに使ってた。
退院のめどがついた日から残り時間調整してうまくやったので、最後残ったら清算出来るよう１００円だけ残した。
看護師さんが呼びに来て、本当なら決定額の請求書と退院届を持って会計に行ってから、またナースセンターに戻ってきて、やっと退院になるらしいけど、既に荷物の整理もついて後は会計だけになってたので、これで会計したらそのまま帰ってもらってよいですと。
金曜日退院の日tが多くて混んでる感じはあったけど、まあ何とか支払いも済んで、テレビカードも清算し、バス停へ。あいにくの雨で一瞬の傘使用、それを巻いてたらタイミングよくバスも来てくれた。
駅から最寄り駅へ、ちょっとスーパーにより、退院祝いだからお刺身だよねと買って帰宅。
あー、久しぶりの我が家なんだけど、さすがに３週間もいなかったら、ミニトマトは熟して転がってるわ、他の花という花は枯れと大変残念なことになってて胸が痛かった。もう仕方ないよね、思ってるより雨降ってないからわざわざ毎日水やりまで出来なかったらああなるわさ。
天気予報で週末悪そうだし、とあらかじめコメだの野菜だの買い物しておいてくれてて、地味ながらおかずもいくつか作り置きしてくれてあって、お昼は何がいい？焼きそば？冷やし中華？そば？と旦那さんが全部やってくれる。
冷蔵庫にも私が好きなコーラも買ってくれて冷えてるし、炭酸水も３本。そう、自販機のお茶もイマイチならソーダは高いので、せこく売店まで遠征して炭酸水を買い続けて便秘と戦っていたのだが、コーラだって飲んでなかったものね、まずコーラを飲む、うわあ、美味しいーー！！
次にアイスコーヒー、これも美味いー！！
洗濯物を２階の洗濯機に入れに行く時の階段も、注意はしたけど前みたいにぜいぜいして手すりにつかまったりしないですいすい足が上がるし！
今まであまりちゃんと何かをしてもらってもありがとう、と言葉にしなかったのを反省して、たくさん旦那さんにはありがとうを言った。
彼は彼で血圧が高くて医者に言われ、血圧計を買って毎日計ってるし薬も飲んでるんだけど、今日はすごくいい数字だと。薬も効いてるのね、よかったね、と言った後に、冗談で「まさか女房がいなくてストレスがなくて下がった、と言わないでよ！」と言ったら「そうかもねえ」と言われて大笑い。
アマゾンでポチった杖も持ってきてくれて、高さも調整してくれてあってやはり歩くのに安心だったのだけど、「これを武器にしないでよ」と言われ、今まさにドラクエやってるから、杖持ちキャラは魔法使いで、振りかざすとメラとかギラとか火の玉が飛んだり回復させたりと素晴らしい道具なんで、そうか、魔法使いになれるのかとアホな想像にふけりつつ、「いや、あなたを攻撃してなんかメリットないでしょうが！！」とこれまた大笑いだった。
こんなくだらないことも二人でいるからしゃべれるんで、一人だとテレビもつまんないしご飯も美味しくないしと。じゃああそんでやろう、とちょっかいをかけ、やめなさいよといわれながらも、俺一人になったらやばいかもなとぼやいてるので、ここぞとばかし、いやいや、スーファミは無理だけど２台のプレステは出してないだけで使えるし昔のゲームもちゃんとあるんだから、引退したらゲーム三昧しようと。
あれを考えてれば面白いし頭使うからぼけ予防だよと。
子どもじゃないんだから、ゲームしないで勉強しろと言う必要もないわけで。
ドラクエの思い出で、２のテパの村の水門で苦労したことを思い出し、「水門の鍵」を道具でつかう、にしたら「主人公は水門のかぎをにぎりしめた！」」と表示されて、いや、水門を開かないと船が入れなくて困ってるのにこれどうすればいいの？？と半日悩んだ件やら、ルプガナの財宝のために一日中海の画面を見てて疲れ切ったこと、先ほどのように関所を通るための通行証がまた機能できず、「主人公は通行証をにぎりしめた」「通行証はくしゃくしゃになってしまった！」と残念な表示でまた悩んだことなどひとしきり話してまた大笑いした。
よく考えてあるよねえと。
早めにお風呂も入れてくれて、入浴剤を入れて３週間ぶりのお風呂！いやーーーー気持ちいいーー！幸せーー！！
風呂上がりに早速ビール！と思いきや、さすがに入院前に禁酒したので、ノンアル以外は冷やさないようにはずしてしまってたからビールはないのだった、そりゃそうだわ。
で、ビールとチューハイは冷蔵庫にいれながらノンアルワイン風炭酸でいっぱいやったのであった。
お刺身美味しいーー！！
やはり魚は刺身に限るわいと。
しばらくてんこもりのご飯と煮魚焼き魚は見たくないし。オクラ山盛りのお浸しも勘弁だ。
生サラダも美味しいーーー！！食べたかったーー！！
売店でも売ってるから、よっぽど買おうかと思ったんだけど、あの１個しかない売店て、患者というよりも看護師さん医師、技師など働くみなさんのお昼ご飯買うところだよね、と昼時間に行ってわかったので、病院食を食べてる患者が買ってはだめだなと自重してヨーグルトやゼリーや炭酸水だけにしたのだった。
もう、「普通に」歩く、買い物に行く、風呂に入る、シャンプーする、などがいかにありがたいことかを改めて実感した。
あれほど、ほんのわずかな傾斜でさえ足には辛くて、駅までの行く道はまだしも、帰りが若干の上りになるのが負担で、帰宅するとゼイゼイしていたのが嘘みたい。
杖は使ったけど、ちゃんとまっすぐせまい歩幅、傾斜も感じないで左右足が出て歩けるなんて！
もっと早くやればよかったと思った。
職場の仲良しさんが、自分の友達も長い間足痛くて杖ついてたのに、手術したら元気になって山登ってるよ、早くやるほうがいいよ、と背中を押してくれたのもありがたいアドバイスだった。心配してくれる友達の言葉はしっかり聞かないといけない。
そうそう、忘れないうちに保険も手続きしようと。
担当者さんのラインにこれこれで退院したけど書類はどこあてに頼めば？と入れたら、速攻で電話をいただき、悪かった病名と手術の術式を聞かれ、書類探して伝え、向こうから一色送付してくださるので、次回の外来で書類センターに提出すればよいなと。思わずこんなによくなるなら、今痛くて大変な人に早く手術してと叫びたいと話して笑ってもらった。
娘たち、お義姉さん、友人たちに退院の旨をラインし、みんなに喜んでもらえたし、その職場のなかよしさんは今日の明日なのにいいよ！！とすぐ近くの居酒屋に集合して快気祝いしよう！となった。こんなありがたい友人がいるなんて幸せなことだ。
帰宅してぐっすり眠れるかと思ったが、逆にうれしすぎて興奮して全然寝れなかった（笑）